12月20日火曜日です。おはようございます。師走の激務を乗り越え、ようやく穏やかな日常が帰ってまいりました。今年の最後のお仕事は、年末の病院改装です。最後まで、体調を整えて、今年を締め括ってまいりましょう。

 

 

#店舗や病院のリフォーム工事は。
#大型連休中に実施されることが多い。
#こういう時、会社員は辛いのです。

 

 

さて。『ゆで卵の作り方。』というテーマでお話しします。カミさんが作ったゆで卵は、なぜか皮が剥けにくかったのですが、劇的に改善しましたよ。というお話です。

 

 

【アドバイスを聞き入れてもらうには、信用がいる。】

 

 

簡単に情報が手に入れられる時代になった今、『ゆで卵 作り方』で検索すれば、すぐに作り方の情報を手に入れられることが出来るようになりました。インターネット初期では、その情報の真偽が問われていましたが、今では、正しい情報を的確に入手することができます。

 

 

情報を正しく手に入れられることができれば、あとはその情報の内容を実行に移すことができるかどうか、という問題に移行します。どれだけ正確なレシピを手に入れても、それを実行することができなければ、美味しい料理ができることはありません。

 

 

これが、行動をすることが大事!と言われている所以なのですが、毎日の食事の準備をしているカミさんに、実際に料理をしたことがない、正しいレシピを手に入れた旦那さんが、その情報をお伝えしても、カミさんの耳に届くことはありません。

 

 

仕事場でもよく耳にする話なのですが、『言いたいことはわかりました。おっしゃってることも正しいと思います。でもね、現場ではそんなことできないんですよ!だったら、一回、やってみてください!』と、手を動かさない同僚や上司に対するご意見をよく伺うことがあります。

 

 

確かに、正しい情報を手に入れることは簡単になったのですが、それを誰かに届けるためには、まずは、自らが実行してみて、その確証を手に入れ、実行したことを共有して、信用を得なくては届きません。

 

 

料理を作ったことのない旦那さんが、カミさんにアドバイスすると、地獄絵図になるのは、こういうことが原因ですので、旦那さんは、十分注意しましょう。

 

 

【まずは、剥きにくいゆで卵の皮を剥いてみる。】

 

 

全く料理の経験がない旦那さんでも、ゆで卵の皮を剥くことはできます。なので、正しい情報をお伝えするには、正しい情報を手に入れる能力と、問題点を手を動かして内容を共有する能力が必要になります。

 

 

今回は、ゆで卵が5個くらい出来上がっていたので、まずは、むきにくいゆで卵の皮を剥くところから始めます。1個目がむきにくかったからと言って、アドバイスするのは時期早々です。まずは、全てを剥き切ってから、次の行動へと移しましょう。

 

 

#このむきにくいゆで卵を。
#カミさんは、今まで何個も何個も剥いてこられたので。
#1個くらいむきにくいからと言って、根を上げてはダメです。

 

 

むき終わった後、『ゆで卵の皮、むきにくかったねー。いつもむきにくいのー?』から始めます。まずは、現在の問題点の共有と、過去の経緯を確認するところから始めます。

 

 

『そうなのー。いつも皮がむきにくいから、ゆで卵作るの、イヤになるのー。』と、感想をお伺いすることができます。そして、すかさず、『それは、いつも大変だったねー。ゆで卵ってどうやって作ってるの?』と、感謝の意と制作過程を確認します。

 

 

この時に大切なのは、すでに『ゆで卵の作り方。』を頭に入れておくことです。インターネット上にある作り方と同じ作り方をしているのであれば、問題点はそこではないですし、違う作り方をしているのであれば、制作過程を改善することで、問題を解決する可能性があります。

 

 

ゆで卵の作り方のポイントは、冷蔵庫から取り出した直後の卵を使うこと(温度が同じ方が、仕上がりがいいらしい)沸騰したお湯に入れること、お塩とお酢を入れること、卵に小さな穴を開けておくこと。そして、好みの時間が経過したら、冷水に入れることです。

 

 

経験値が上がれば上がるほど、自分の経験で物事を進めていくことが往々にしてありますが、ゆで卵ですら、これくらいのチェックポイントがありますので、どこかにずれがあるのかもしれません。それを丁寧に聴き切ることが大切です。

 

 

何度も言いますが、焦りは禁物です。男の子は、すぐに問題解決したくなりますが、女の子は、情報を共有することが大切ですので、共有しきった後に、問題解決へと進みましょう。

 

 

【そして、むきやすいゆで卵の作り方が相手に届く。】

 

 

今までの制作過程を確認したところ、沸騰してから卵を入れるのではなく、水の中に卵を入れてから、沸騰させていたことがわかりました。これは大きな改善につながるかもしれません。

 

 

卵を使うタイミング(冷蔵庫から直後か、常温か)や、小さな穴を開けておく、といったこともされていませんでしたが、ここは、細かいポイントになりますので、そっとしておき、まずは、大きな変更点から試してみましょう。

 

 

この時に、あれもこれも違うから全部一から覚えたほうがいいよ!と、言ってしまうと、簡単におへそが曲がってしまって、晩御飯のおかずが、ゆで卵1個になってしまう可能性があるので、そこは、十分注意しましょう。まずは、一つづつ、改善提案を実施していきます。

 

 

普段やっていることの行動変容は、これくらいきめ細かく対応する必要があります。お仕事の場合は、『お仕事だから、しょうがないかー。』という意識が働くので、早期に改善することがありますが、家庭ではなかなかそうはいきません。

 

 

ここで諦めてしまうと、いろいろな場面で、コミニュケーションが図れなくなり、将来に大ダメージを受けてしまう可能性がありますので、日々の会話から、丁寧さを意識するよう心がけましょう。

 

 

おかげさまで、むきやすいゆで卵の作り方をお伝えすることができました。お料理のストレスが一つでも減ったことに感謝感激です。ありがとうございました。

 

 

何が言いたかったかと言いますと、ゆで卵は、茹でる時間によって、仕上がりが変わってきます。6分から12分の間で、半熟から固茹でとなり、それが画像や動画で確認することができるようになっていますので、やはり、すごい時代になりましたね。インタネットがなかった頃は、恥ずかしくて聴くことができませんでしたが、なんでも調べることができる時代は、改めていい時代だなー。と実感しました。というお話でした。

 

 

#料理を始めた頃は。
#ご飯の炊き方、とか、味噌汁の作り方のレシピがなかったんです。
#恥ずかしくて、聴けなかったんだよねぇ。

 

 

それでは本日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

ご安全に!