誰にでも負の考えを持つ瞬間はあるに違いない。

嫌いな人間が失敗したら
「ざまぁみろ」と思い、
他人の成功を
「なんでアイツが」と妬み、
お金を拾ったら
「このままもらってしまおうか」と考える。

最後に良心と天秤の上で計られ、大抵の人は良心の方が重いので表には出さないだけだ。

私はこの「人間の良心に訴える」という考え方が嫌いだ。

良いことと悪いことの境界線は、実は曖昧だからだ。

人を殺すのは悪いことだという。しかし悪人には「死ねばいい」と言う。
動物を殺すのは、ペットだと可哀想だと言うくせに、家畜だと言われない。

どこに境界線があるのか?

人間の都合に過ぎないし、どこから見るかによるだけだ。

地球から見たら、人間など害虫だ。

人間は自分勝手な生き物なのだ。

弱肉強食は自然の摂理なのに、「共生社会」だの「弱者に優しく」なんてのたまうのは単なる自己満足であり、自己陶酔者の遠吠えに過ぎない。

自然界は、雄と雌が子どもを作り、育っていったら親はその内に淘汰されていく。
長生きなんて出来ないし、子も自立する。

下手に生きるから悩むのだ。
長生きするから苦しむのだ。
動けなくなっても生きるから下の者たちの世話にならなければならないのだ。

かくいう自分も正にその一人に過ぎない。

人生路頭に迷うばかりである。