国中神社(くになかじんじゃ)の創建年代は不詳であるが、延長五年(927年)の延喜式神名帳にに河内国讃良郡鎮座との記載があり、当地域の産土神として崇拝されてきた。
国中という名のように、この地域を中心にとして、鎮座地の移動はなく、四神相応の鎮座地であったとされている。また、明治以前に、この地域の人達は別名・大蛇宮と称していたとの記述があるとのこと。
旧社殿は、延宝年間(1673年)頃の建築とされており、安永八年(1779年)に社殿の修理記録や、天保三年(1833年)に修理記録があり、昭和二十九年(1954年)に大改修したという記録があるとのこと。
御祭神 : 国常立尊、天照皇大神
猿田彦大神(大正六年に逢阪邨村鎮座大上宮神社より遷座)
菅原道真公(境内若宮社から寛永年間(1850年)に合祀)
所在地 : 大阪府四条畷市清滝中町4-48
拝殿
本殿
境内末社
三神社(御祭神:天照皇大神、八幡大神、春日大神)
両宮社(御祭神:天照皇大神、豊受大神)
吉備社(御祭神:吉備大神)ー明治五年に清滝村より遷座
祇園社(御祭神:素戔嗚尊)ー明治五年に中野村より遷座
稲荷社(御祭神:稲倉大神)ー明治五年に中野村より遷座
清滝地車倉庫
天満宮の刻印あり
石棺の蓋石
旧正法寺の付近にあった双子塚から出土したものと伝えられている。