思い起こせば34年前、コンサート会場でもらったチラシに出ていたスタッフ募集の文字。

あっちゃんに会いたくてそれがきっかけで始めた仕事。

最初は物販で雪の日に外でパンフレットの販売をしたりしてたけど、ある日「ケータリングやってみない?」と社員さんに誘われ始めた。

どんな仕事かもわからず、あの時はひと月で5キロも痩せたし大変だったけど、自分に合っていたなと今でも思う。

あとから社員さんたちにはおとなしすぎてひと月でやめると思ったと言われたっけ。

4年ぐらい仕事したけど、幸運なことにその間のB-Tの現場全部入れたんだよね。

でもきゃあというミーハーな気持ちは一瞬で消え去るくらい大変。

「おはようございます」と「おつかれさま」を言うために順調にコンサートが終えるようにバックステージでいろいろ準備しなくちゃいけなくて。

 

リハの音だしを生で聴きながら裏でいろいろ作業、本番中も曲順を覚えて、袖にはハケてくるメンバーのドリンク用意したり、その間にお弁当食べて、終演近くになったらシャワーのお湯の確認とか打ち上げあったらビール用意したりと目まぐるしく1日が終わり、メンバーを送りだしてから、楽屋を片付けて元に戻して1日が終わる。

メンバーに「お疲れ様でした」と言えることに充実感があり楽しかった。

 

給湯室がケータリングの居場所だったけど、楽屋口から給湯室が離れている時はわざわざきてくれて「おはようございます」と言ってもらえたときはうれしかったな。

一番びっくりしたのは、翌日からツアーが始まるというタイミングだったと思うけど、楽屋にたくさんのお花が届いていて、花束をいくつかもって給湯室にきてくれて「もらいものだけど捨てちゃうのもったいないから全部持って帰って」とわざわざあっちゃんが持ってきてくれたとき。

ケータリングみんなでお花を分けて、とてもうれしかった思い出。

あとはお誕生日と現場が重なった時、イベンターがケーキを準備をしたけど、ケーキを持っていく役割を私がやらせてもらえて、持っていったんだよね。
「おめでとうございます」とケーキを目の前において。
ロングヘアですっぴんでも麗しく化粧しない方がかっこよくて、なんだかいろいろ思い出す。