おすすめの弦楽二重奏曲
以前書いたようにオケが休みということで接触制限が緩和された7月から日本人3人で室内楽をちょくちょくやっているのですが、1人の都合が悪くて2人で弦楽二重奏をやることになることもしばしば。その弦楽二重奏曲、メジャーどころでモーツァルトのバイオリンとビオラのやつが一番とっつきやすいのかなと思っていたのですが調べてみると他にもちょくちょくあるようで。
中でもいいなと思ったのがベートーベンのバイオリンとチェロのための二重奏曲(全3曲)。もとはクラリネットとファゴットのための曲だったようなのですがバイオリンとチェロでも非常にいい感じに弾けます。ベートーベンの弦楽五重奏でオリジナルが木管五重奏という曲があるのですがあれは弾いていてもどうも弦向きじゃないというかこれじゃない感が拭えなかったりするのですがこの二重奏はどちらのパートにも目立つところがうまい具合にちりばめられており、また2本がハモって動くところなどはあ~ベートーベンだな~と実感してしまいます。ちなみにこの二重奏曲には作品番号がない上に本当にベートーベンが作曲したという証拠が見当たらずもしかしたら本人の真作ではない可能性が排除できないらしいのですが少なくとも弾いている限りではベートーベンの匂いが感じられる曲なのでその辺はあえて気にしなくてよいでしょう。
もう一つはモーツァルトの2本のバイオリンのための12の二重奏曲(作品70)で、実はこちらもオリジナルではないどころかその12曲のうちのいくつかはバイオリンソナタを、さらにいくつかはピアノソナタを、中には弦楽四重奏曲さえも二重奏に直した曲が揃っています。このような編曲版だと概して物足りなさを感じてしまうものですが、この二重奏は上述のベートーベンの二重奏同様両者にうまい具合においしいところが入っていて、またバイオリン二重奏にありがちな1stVnが主旋律を担当して2ndVnが下で8分音符でドーミードーミーと伴奏を続けるような部分も最小限のため1stでも2ndでも非常に気持ちよく弾けます。難易度も低いので初見でもかなり弾けて初心者の方にもおすすめです。なにより、あまり数多くないバイオリンによる二重奏曲の中でこの弾きやすさで12曲揃っているのは有り難いとしかいいようがありません。
メジャーなところではモーツァルトのバイオリンとビオラのための二重奏曲というのもあり、これは個人的には昔から知っているのですが上記2曲に比べると弾く楽しさという点ではちょっと劣るかなといった印象です。少し協奏曲的な動きというか、途中あのシンフォニア・コンツェルタンテを思わせる響きも感じられるもののその分2本が絡み合って動く部分が少なめでアマチュアが楽しんで弾くには少し物足りなさを感じます(とてもいい曲であることには疑いの余地はありませんが)。
室内楽の王道である弦楽四重奏をやっていると往々にしてメンバーの誰かが急に都合が悪くなったり遅れてきたりすることがあって、三重奏や二重奏はそういう時の時間つなぎに一時的に弾くための曲的な要素が強いのですが、上記2曲であればそれと別に二重奏曲のためだけの練習を設定しても損しない感じです(逆にいうと普段二重奏はそういう時のためにとっているため意外とちゃんと弾く機会が少ない)。ということで弦楽二重奏曲のおすすめでした。
練習再開の具体的スケジュール
接触制限緩和でによりその気になればかなりの制限を付けながらも7月から既に練習再開は可能だったわけですが、オケA・B・Cとも練習再開は結局夏季休暇期間明けの8月中旬となることが7月初めに確定。そしてここに来てようやく各オケから再開後の具体的な練習予定と内容の連絡が来ました。
どのオケも8月第2週からだと思っていたらオケAは初回練習は実質弦のパートリーダーだけ、オケCも管楽器だけで感染防止策が十分取れるかの確認も兼ねての予備的練習とのことで弦の一般メンバーは不参加。オケBだけは人数を絞り込んで弦だけの練習ということで一応私は参加の予定ですがオケA・Cは翌週からということになります(オケAは人数制限に引っかかる可能性がありその場合はさらに後の週から)。
もともとオケBは練習場が大きくなくてまた換気がいまいちでとっても密なんですが、練習に参加できる人数が弦の場合指揮者を入れて19人、管の場合はわずか7人ということでほとんどパート練習レベルです。オケAの場合いつもの練習場が9月末まで利用できないということで臨時の場所を確保したものオケB同様参加できるのは弦で20人程度となる見込み。オケCの練習場は少し大きめなので席を工夫することで通常の人数が参加できるようですがまずは管だけ、翌週は弦だけの練習としてTutti(全体合奏)は3週目からとなっています。
オケB・Cからはまだ練習曲目の連絡はありませんが、オケAは11月の演奏会用の曲目として弦・管別々の曲を設定、弦はグリーグのホルベルク組曲とウォーロックのカプリオール組曲の2本立て、さらにチェロだけで1曲追加されるとのこと。ホルベルクもカプリオールもたいして難しくない曲なので面白みはいまいちだけれど、練習に毎回全員が出られないことなどを考慮して仕上がりやすい曲にしたのだとしたらまあ仕方ないところでしょう。オケBは11月に予定されている毎年恒例の子供向けコンサート(今年も開催されるかどうかはまだ未定らしい)用の練習としてこれまでもやっている映画音楽の類の練習になる様子、オケCは詳細不明ながら演奏会とかに直接関係ない簡単な曲で慣らしをすることになるようです。
なんにせよようやく具体的に動き出したようでなによりです。
室内楽
オケの練習はコロナの影響で相変わらずできない状態が続いている中、接触制限が緩和された先月半ばからはほぼ毎週オケの日本人2人と室内楽をやっています。残念ながら室内楽に誘えるような人が他になかなか見当たらず、さらに困ったことに私以外の2人はどちらもバイオリンのためできる曲が極めて限られてしまっています。そんなわけで私がビオラやチェロに持ち変える形でドボルザークのテルツェットやミニアチュア、タネーエフの弦楽三重奏曲(どれもバイオリン2本とビオラ)なんかをやってみたりしたのですがやはりこの辺はどうも曲としていまいち。ハイドンにちょっとだけバイオリン2本とチェロの弦楽三重奏曲があるのでそれをやったりもしていたのですがそういえばアップライトとはいえピアノがあるじゃないかということになり一人がピアノ、私がチェロにまわってハイドンあたりのピアノ三重奏曲をやってみたらこれがなかなかいい感じ。ピアノ弾きはそんなにうまくないということで難しい曲はできないけれどピアノが入ると一気に高貴な感じになってこれはこれで弾いてて結構快感です。
但しピアノを弾ける人は毎週は来られないということでその際には残りの2人だけでベートーベンのバイオリンとチェロの二重奏曲(私はチェロ)やモーツァルトのバイオリンとビオラのための二重奏曲(私はビオラ)、さらにはモーツァルトのバイオリン2本のための二重奏曲(私はバイオリン)あたりで楽しむというパターンだったりします(結局私は3つの楽器を使い分け)。しかしやはり室内楽の王道で圧倒的な作品数を誇るのは弦楽四重奏曲、あと一人ビオラかチェロの人が参加してくれれば四重奏が成立して当面やる曲に不自由はしないのですがね…。
昔(10年以上前)は一時期そういう室内楽仲間が10人以上いて、毎週のように手を変え品を変えベートーベンの弦楽三重奏から場合によってはメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲、そして弦楽四重奏曲はハイドンからシューマン、ドビュッシーまで幅広く弾きまくっていたものでした。今よりも日本の国力が強く駐在委員とかも多かったから結果として弦楽器弾きも多かったということなのか、古きよき時代でしたね。そこまではいかないにしてもまた地道に室内楽好きを探してせめて弦楽四重奏はできるようにしていきたいと思っています。
団長の突然の死
もうかなり昔、ミュンヘンのアマオケで弾いていた頃の話。いつものように練習に行き、開始前まだ他のメンバーたちがダベっている間私は席に座って軽く譜面をさらったりしていたのだが、いざ練習が始まる時になってなんだかいつもと雰囲気が違う。いつもの団長さんではない人が前に出て音楽と関係ない話をし始めたのでなんだこりゃと思って隣のおじさんに小声で「何の話?」と聞いてみたところ「団長がアルプスの山から滑落して亡くなった」という答えが返ってきて間違いなくここにいる全てのメンバーの中で一番最後に驚愕する羽目となったのでした。
記憶が正しければすぐ前の週の練習でも団長が連絡事項とか前で話していたはずなので本当に突然の事故死。それも登山中の滑落というのは交通事故とか以上に衝撃的で、その後少し話が続いた後普通に練習は始まったものの私もしばらく動揺が抑えられない状態でした。
団長になっていたくらいだから当たり前ではあるのですがとてもいい人で、覚えているのは一度同じテーブルで話をすることがあり(ドイツ語の会話とかめんどくさいので私は普段必要以上には他のドイツ人メンバーと話をしない)、まだ参加し始めた頃でこのオケの感想を聞かれたのでいろいろ答える中で「アマオケというのはプロのオケと違って一人のメンバーからしたら来ても来なくてもオケにとってはほとんど影響がないものだから」みたいなことを言ったところ「このオケではそれはない。皆オケにとって必要なんだ」と諭された(?)ことでした。
ちなみになぜこのようなことを言ったかというと、昔横浜のオケにいた時に一時期アメリカ人の留学生らしい若い女性がクラリネットパートに来ていて、ああ外国人メンバーも定着してくれるといいなと思っていたのに3ヶ月くらいで姿を見せなくなってしまっったことがあり、皆歓迎しているはずなのになぜ来なくなってしまったんだろうとその時は不思議に感じたものがいざ自分がドイツに来てドイツ人ばかりのオケに参加するようになった際、ドイツ語での会話も必要最小限しかできない中皆の話の輪にはなかなか入れずちょっとした疎外感があり(もちろん周りのドイツ人たちは疎外しているつもりは全く無いのだが)、何かの折りに一度休んでしまうとあえて行かねばならない理由を見失い(何しろ自分がいなくてもオケは普通に回るのだから)結局そのまま2度と行かなくなるという日本人をよく見かけたからなのでした。
なので、団長だからまあそういうのが当たり前なんだろうけれどその団長の言葉を聞いてちょっと安心したというか、ああいいオケだなと思った記憶が強く残っていたのでした。その団長が突然の不慮の死なんで、そんなことあるもんなんだなと結構な衝撃でした。
細かいところまでは聞いていない(話には出ていたんだろうけれどドイツ語あまり集中して聞いてないのでわからない)のですが仕事関係でも結構いろいろ人脈のある方らしく、オケ有志メンバー(といっても大多数)も参加しての追悼ミサはミュンヘンの真ん中といえるマリエン広場からの目抜き通りを沿いの教会(さすがにあの玉ねぎが2つ載ったフラウエン教会ではないが徒歩2分くらいしか離れていない)で行われました。クリスチャンでも何でもない私がとりあえず皆に混じってミサ曲の類をそんなメジャーなところにある教会の中で弾くという貴重な体験をさせてもらえたという点でも団長には感謝しています。
コロナに伴う休止への動き
コロナ関連の状況が深刻度を増してきたのは3月に入ってからですが、オケの活動状況に目まぐるしい動きがあったのは3月の第2週(3/9からの週)でした。実はオケAは通常なら練習のある9日(月)はもともと団員総会の予定になっていて練習は休み、ドイツ語でのいろいろな発言を聞くのがめんどくさいので今回も私は出ていませんでした。10日(火)はオケBの練習、ここは練習室がちょっと密になりやすいところなのですが、特にコロナが話題になることもなく練習は終了。あとで考えてみるといつもながらのこの時のメンバーの密集具合とか空気のこもり具合はもし一人でもあの中に感染者がいたら結構やばかったんじゃないかと思わせるものでしたがその時はいつものこととして特に気にもしていませんでした。ただ練習が始まる際、指揮者がいつものようにコンミスに握手しようとしたらコンミスが遠慮する仕草をしたのを見かけてああ今はもうそういう状況なんだなと思ったくらい。実はオケBはこの直後の日曜日(15日)に50キロほど離れたエッセン(Essen)という街で映画音楽の演奏会の本番を予定していてこの日の練習も最終練習といったところだったのですが、この翌日から状況は一変します。
11日(水)のオケCの練習も普通どおりに始まりはしたのですが、こちらはこちらでその直後の週末に120キロほど離れた小さな町の施設で合宿形式の週末練習を予定しており、一日一日コロナ関連の状況が変化していく中でこの週末練習を実施するかどうかという点が議論となりました。メンバーの大半が施設に宿泊し朝から夜まで練習を続けるわけで今から考えると絶対ムリな話なのですがその時点ではまだ政府からも明確な指針は出ておらず、ただ一部メンバーからは心配する声が出ていたためとりあえず実施予定としながらも状況次第では中止もありうるという結論となりました。実はこのオケCはその2週間後の週末にデュッセルドルフのメインコンサートホールであるトーンハレ(Tonhalle)で演奏会を予定しており、週末練習もその最終仕上げの意味もあったわけですが、なんとこの日の練習の休憩時間中にそのトーンハレが予定していた主催イベントの中止を決定したというニュースが入ってきてしまいました。オケCの演奏会はトーンハレ主催ではないため開催が不可能になったわけではありませんが、実施できるかどうかはその時点で一気に不透明になったわけです。ともあれメンバーには翌日以降逐次状況をメールで連絡するということでこの日の練習は終わりましたが、オケBもオケCもこの時はまさかほとんどのメンバーとこの後5ヶ月以上会えなくなるとは思ってもいなかったはず(ちなみにオケAの団員総会に出なかった私はオケAのメンバーと会ったのはさらに1週間前の3/2の練習が最後)。
翌木曜日には政府から具体的なコロナへの対応についての具体的な内容が発表され、1000人以上のイベントの開催ができなくなることが明らかに。週末のオケBの映画音楽演奏会も既に1200人分ほどのチケットが販売済みで、また2週間後のオケCも同様に1000人以上となることがほぼ確実だったためこの時点で演奏家の開催は実質的に不可能になってしまいました。オケCは演奏会が1ヶ月くらいの延期で済むのであれば週末練習だけでも実施した方がよいのではという意見もあった(直前でキャンセル代が発生することへの懸念もあり)ものの状況がどんどん悪化する中金曜日に正式に中止が決定。そしてそのまま通常の練習も再開できないまま3ヶ月以上経って今に至っているというわけです。
ちなみにオケCは、さすがに運営がしっかりしているだけあって3ヶ月もあればこの休止期間も終息するであろうと速攻でホール側と交渉を始め翌週には3月末の演奏会を8月最後の土曜日に延期をできるよう日程まで確定させたのですが、政府の「8月31日まで大規模イベント禁止」の通達によりそれも実質不可能となってしまいました(実際には観客の人数を減らせば可能かもしれないが財政的に困難)。
この段階では政府からの接触制限などの期限がとりあえず5月初めまでと設定されていたため、5月9・10日に予定されていたオケAの演奏会はできるかもしれないという状況でしたが、もともと曲の仕上がりが遅れ気味でさらに4月にはイースター休みで2週間練習も休みになることが確定していたため早期に練習が再開できなければ難しく、実際その後の制限の延長でこちらも演奏会は中止となってしまいました。他にも5/17のオケBのファミリーコンサート、6/6のオケCのケルンでの教会コンサート、6/20のオケBのイギリスでの合同コンサート(これはいずれにせよ私は出なかった可能性が高い)と予定されていた全ての演奏会が中止になってしまいました。プロではないのでそれによる経済的損失はありませんが、弾く機会がたくさん消えてしまったことはなんとももったいないことではあります。
さらにアマオケの紹介
さらにオケDと呼んでいる年1~2回だけ活動のプロジェクトオケ、それからミュンヘンにいた際に弾いていたアマオケについても紹介しておきます。
オケD
オケAの指揮者が主宰する(?)1年に1~2回不定期に活動し演奏会を行うプロジェクトオケ(別名寄せ集めオケ)。とはいえ指揮者つながりでオケAのよく弾ける京メンバーが結構いるので毎回完全に寄せ集めというわけではなし。指揮者が拾ってきたプロジェクトをこなす、みたいな活動形式なので次にいつ演奏会があるかは見通し立たず(本来は4月にも一つ演奏会が予定されていたがコロナの影響もあり中止)。演奏会はデュッセルドルフとは限らず2年前には指揮者のつてでマケドニアに演奏旅行に出かけたりも。ここでは私はビオラを弾いており、私を含めて日本人は2人。
ミュンヘンのオケ
ミュンヘンにいた頃に参加していたドイツで最も古いレベルのアマチュアオーケストラ。創立は日本がまだ江戸時代の1864年で今年で156年というプロでもそうないんじゃないかというくらいの歴史のあるアマオケで、このためもあってか毎年あのレジデンツの中にあるバイエルン放送交響楽団の本拠地ヘラクレスザールやプリンツレーゲンテン劇場で演奏会を開催。このオケの自慢の一つはあのリヒャルト・シュトラウスの父親フランツ・シュトラウスが1875年から1896年まで指揮者を務めていて、1882年から1885年まではリヒャルト・シュトラウス本人もバイオリンとして実際にこのオケで弾いていたというもの。またリヒャルト・シュトラウスはこのオケのために曲も書いていて、その譜面は門外不出でこのオケでしか演奏されないためこのオケが録音したCDが確かあったはず。またそのつながりもあって(一度きりかもしれないが)ガルミッシュ・パルテンキルヒェンでのリヒャルト・シュトラウス音楽祭のステージで惹く機会もあったほど。また前指揮者がミュンヘン交響楽団の音楽監督を務めていたということで昔はバイエルン放送の放送局内にある音楽室も練習場として使っていたらしい(私は2回ほどしか行ったことがない)。デュッセルドルフと違って日本人の絶対数が少ない(ドイツ人に対する絶対比率が小さい)こともありこのオケには私以外の日本人はおらず。
ミュンヘンのオケは思い出すといろいろとデュッセルドルフのオケではできなかった面白い経験もあるので思い出したらまた書いていきたいと思います。
デュッセルドルフのアマチュアオーケストラ紹介
今継続的に参加しているデュッセルドルフの3つのアマチュアオーケストラについて紹介しておきます(他にもあるようですが)。練習日の曜日に合わせてオケA・オケB・オケCと呼んでいるのですがABCはレベルや質とは関係ありません。
オケA
大学卒業者(関係者?)を中心に1993年に設立された比較的新しいオーケストラ。運営は比較的アバウトながら取り上げる曲はそこそこヘビーなものが多い。大学関連ということで練習場は大学の大きめの講義室。練習は基本月曜日の夜で現在の日本人メンバーは私を含めて2~3人。私自身は1stバイオリンで普段は後ろの方で弾いているけれどコンミス不在の時など代理でコンマスをやらされたりトップサイドに座ったりすることも多い。
オケB
州の公務員を中心に1948年設立され2018年に70周年を迎えたそこそこの歴史のあるオーケストラ。公務員以外のメンバーも多いが練習場は役所の会議室で、週末の合宿練習にも役所の福利厚生施設が使えたりする点は恵まれている。練習は基本火曜日の夜で現在の日本人メンバーは私を含めて2・3人。私はここではビオラで一応トップを務めている。
オケC
オケBより2年遅い1950年の設立で、本来なら今年70周年記念演奏会となるはずがコロナの影響で延期に。オケA・Bに比べると運営がしっかりしており、また練習の雰囲気もちょっと厳しめ(といっても日本のアマオケよりは全然ゆるい)。練習は基本水曜日の夜で現在の日本人メンバーは私を含めて4人。私は1stバイオリンで通常後ろの方で弾いているけれどいざ前の方の人がいない時は急に1プルに引っ張り出されたりする。
比較という点では、とにかくオケAは本番の3ヶ月くらい前になっても演奏会会場が決まっていなかったり演奏会を土曜日にするか金曜日にするか議論していたり、週末の臨時練習に時間通り行っても練習場施設の鍵が開いてなくてメンバー皆15分くらい入り口の前で待たされたりといったいい加減さが当たり前のようにある一方で演奏会曲は北欧系などなかなか興味深いものが多かったりします、一方オケBは運営はかなりしっかりしていて練習もオケAよりは真面目に(時間とか)行われるけれど何より団の雰囲気が一番フレンドリー。オケCは演奏会予定が1年以上前から確定していて練習スケジュールも半年くらい前まで決まっているくらい運営が固いのだけれどその分日本人からするとちょっと閉鎖的な印象で、ある意味一番ドイツっぽい印象のオーケストラ。練習態度などに関して指揮者が厳しめなのでオケA・Bのようにあるパートだけ練習中に他パートのメンバーがおしゃべりすることもありません(日本のオケからしたらある方が変ですが)。
といったところでしょうか。
ブログという形での再開
昔はホームページでここドイツのアマチュアオーケストラに関して紹介していたりしたのですが、HTMLベースの古臭いホームページが時代にそぐわなくなってきて更新を止めてからもう10年以上。フェイスブックにはオケでの出来事や活動についてそこそこマメに書いているものの、やはり公開の場にも載せておいた方が何かと便利かなと最近思うようになりブログという形で再開することにしました。
今はコロナの影響でオケの練習は3月中旬からずっとお休み、この後も再開は早くとも8月中旬ということでまだ2ヶ月近くはオケで弾くチャンスがありません(再開しても最初はパート練習くらいしかできないらしいが)。ということでここに来て少しまた室内楽なども始めてみたのでそれについても書いてみたいと思います。
