言葉を探しながら歩く いつもの帰り道
左側を寄り添う君の腕から 優しさが伝わってくる
何も言わなくても 互いの横顔を時々盗み見ては
そばにいる事の温かさに 涙が出そうになる
千もの言葉よりも たった一つのキスの方が
想いを伝え合うには充分だよって 僕が言うと
恥しそうに君が俯くから また僕は口づけてしまう
少しずつ暗くなる街並に 家路を急ぐ人達を見送りながら
繫ぎあった手を離せないまま 僕らはなかなか帰れない
時間通りに来た電車をわざと逃すように
街を包み始めた夜が僕らを隠してくれるまで
ずっと待っているかのように