N/07 × Scholler®-Shape PRO-System Wear. | LOOM OSAKA

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N/07から最新作が入荷しました。

明日からの週末、各取り扱い店舗一斉に店頭に並びます。

オンラインに関しては日曜日の夜に全国一斉販売となります。

 

▷ STOCK LIST

N/07 ( http://loom-osaka.com/shopbrand/dc4/ )

 

 

大きく分けてSS(春夏)とAW(秋冬)に区分されるコレクションですが、

そのどちらにも属さず一年を通し、その季節の環境や

天候に応じて着用が出来るウェアを展開しています。

 

 

実用性を追求していくにあたって高機能素材の活躍の場が増え、

アウトドアやスポーツテイストのウェアを目にする機会も多くなったと思います。

ただし、そういったモノはあくまでも "アクセント" であり、

自分たちのファッションの "リアル" とはまた違った感覚になります。

 

 

今回の作品が目指しているのはそういったテクニカルギアをより身近に、

リアルな衣服として側面やファッション性に対して特化したモノであり、

いつ、どこで、どんな時に着用しても快適なスタイルを提案出来ればと思っています。

 

 

生地はスイスのScholler社が手掛ける特殊素材の中から厳選しています。

高機能素材にありがちなシャカシャカとしたハイテク感の強いモノではなく、

しっとりとした質感でしなやかなストレッチ性を備えたモノを選んでいます。

 

 

 

 

▷ Scholler® - Shape 

透湿度 / 8000

撥水度 / 10000

*NanoSphere / ナノテクノロジーにより撥水技術を用い、水や汚れをはじきます。

 

(*スタッフ私物で撮影致しました。)

 

機能素材の基本的な防水性や耐久性、速乾性に加えて

内部の蒸れを解消する透湿性や、動きやすさを向上させる伸縮性、

防汚性や繊維内でのバクテリア繁殖を防ぐ抗菌作用まで備えています。

 

 

どんなにキメ細かくても織り物である以上、生地には糸と糸の隙間があり、

その隙間に水が入ったり、汚れの粒子が入ることで濡れたり、汚れたりします。

織目の隙間を埋めるような形でナノ粒子をコーティングすることで高い撥水効果を持たせています。

べっとりとした汚れなども軽く拭き取るだけで取りのぞきやすくなっています。

 

 

N/07では生地のスペックを最大限に活かす為、

服の隙間という隙間を徹底して埋めて機能面の完成度をこれまでにないほどに高めています。

ファスナーは防水フィルムでコーティングされたAQUA GUARDを採用。

 

 

縫い目からの浸水にも対処し、裏側から止水テープを貼りつけています。

最近だと簡単なモノは中国で機械を使えばパパっとそれなりに綺麗な状態で仕上げることが出来ますが、

N/07の特殊な裁断パターン上、縫製後に一着ずつ手作業で貼るという手間のかかるプロセスを

国内のファクトリーにて行っています。

 

 

基本的な縫い目だけでなくポケット縁など端々に至るまで徹底してテーピングを施しているため、

ジャケット、パンツともに相当な手数を入れ込んで仕上げられています。

生地にしてもそうですが、この手の本気のテクニカルウェアに対して発生するコストは

我々も良く知るハンドメイドのレザーウェアと比べても同じくらいかかります。

アルチザンの手づくりとはまた違った一面での拘りが感じられます。

 

 

ここで一つポイントとなるのは提供される価格帯についてです。

これに関してはひとそれぞれ価値観が色々あるので

一つのところに決まっているわけではないと思いますが、

買い付けて販売をする自分の基準からすると、

いくら機能性が高くても10万~20万越えの服では

悪天候下で着用するのに少し躊躇してしまいます。

 

普段での実用性を強く意識する傍ら、

服を着るということに対する代価に対しても

"リアル"という感覚と向き合って決定された販売価格だと思います。

 

"これは凄い技術でつくっているから"と高額なモノをほいと差し出すよりは、

"ここまでやっておきながらこの値段"と唸らせられるようなモノにより魅力を感じます。

この点に関しては作り手も売り手、買い手も認識が共有出来るのではないでしょうか。

 

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マウンテンパーカをベースにしたフーデッドジャケット、

セットアップで合わせられるジョッパーズ型のカーゴパンツの2Pcs。

多様なファッション性の良い所をクロスオーバーした新しいスタイルに繋がればと思います。

 

 

 

サイズが上下ともに、44(XS),46(S),48(M-L)のスリーサイズ。

色自体はブラックのワンカラーですが、ファスナーの引手に取り付けられている

グログランテープの色がカーキとブラックで二種展開になります。

 

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今週末はsus-sousの店頭イベントの為、

撮影が難しいので今夜のブログに掲載させて頂きます。

オンラインストアへのリンクは日曜日の夜以降に有効化致します。

遠方で気になる方は是非、URLを登録して頂ければと思います。

 

174cm / 56kg 着用サイズ すべて44

 

 

[ Jacket ]

N/07 schoeller® Pro-Tech System Hooded Jacket / Khaki Grosgrain

Price / ¥77,760 - (in tax)

Size / 44,46,48 (*Fitting-Size:44)

Color / Black

Material / Scholler®-Shape (Polyamide,Polyurethane)

**Black Grosgrain ▷ http://loom-osaka.com/shopdetail/000000004650

 

[ Pants ]

N/07 schoeller® Pro-Tech System Cargo Pants / Khaki Grosgrain

Price / ¥45,360 - (in tax)

Size / 44,46,48 (*Fitting-Size:44)

Color / Black

Material / Scholler®-Shape (Polyamide,Polyurethane)

**Black Grosgrain ▷ http://loom-osaka.com/shopdetail/000000004651

 

 

 

サイズピッチはオーバーサイズではなく、レギュラーフィット。

流行り廃りに関係なく長く愛用出来る安心感のあるサイズ感になります。

ジャケットはこの手のウェアではまずないようなシェイプ感を効かせた

ボディラインを見せる形状となります。

 

 

対してボトムスは適量の余裕を持たせたジョッパーズ型に。

去年や今年のスタイリングの基軸となるシルエットに近いので

セットアップスタイル以外にも幅広い服との組み合わせが可能です。

2ピースで合わせた時のバランスを考えた設計となるので着るサイズは

上下同じサイズで合わせておくのが一番お奨めです。

 

 

スタイリングのイメージ的にスニーカーがドンピシャだと感じがちですが、

それ以外にもブーツ、短靴がしっかりと合わせることが出来る点もポイントでしょうか。

普通のテクニカルウェアにLOOMで扱うシューズを合わせることはまずないですが、

レザーシューズとのコンビネーションが良く、結果的にオリジナリティを高めてくれます。

 

 

今年はいつものブラック/モードファッションに飽きていたのもあり、

大人が着る私服としてカジュアルファッションの再構築を考えました。

度々、カジュアルというワードを書いて色の取り入れの話もよくしていますが、

こういったテクニカルな素材を取り入れたデイリーなスタイリングにも

違った趣のカジュアルを見出していくことが出来れば、と思います。

 

 

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(Jacket)

N/07では過去に一度、マウンテンパーカーをリリースしており、

内容的にも以前に出来なかった事を明確にクリアしてアップデートした形となります。

ただ、あくまでもメインの着用場所は山ではなく街になりますので

マウンテンパーカーからマウンテン要素を抜き、よりミニマルな状態へ落ち着いています。

オーバーサイズが溢れて着ているのでそろそろターニングポイントでは?

ということもあり、自然な余裕だけは残してシルエットのシェイプ感を重視したスタイルへ。

 

 

撥水効果の高さと動きやすいストレッチ感を共有する素材の良さが活かされた

細身にシェイプされたフードジャケット。

実際に野外での活動、悪天候化で効果を発揮するスペックを搭載、

それでいて普段着として着れるシルエットバランスを追求した作品です。

 

 

[ Jacket ]

N/07 schoeller® Pro-Tech System Hooded Jacket / Khaki Grosgrain

Price / ¥77,760 - (in tax)

Size / 44,46,48 (*Fitting-Size:44)

Color / Black

Material / Scholler®-Shape (Polyamide,Polyurethane)

**Black Grosgrain ▷ http://loom-osaka.com/shopdetail/000000004650

 

 

 

ポケットが多く取り付けられていますが、

デザインでもあり、実用的でもあり、一カ所ずつに

存在する意味のあるディティールとなります。

 

 

腕のポケットは最低限分量でマチを持たせて立体的に作られています。

このサイズはスマーフォンの収まりが良くなるバランスを考えて設定されています。

 

 

少し下にいって右側脇、ファスナーによって開閉するベンチレーションとなります。

 

 

通期の役割を果たす以外にもインナーやパンツのポケットへの

スムーズなアクセスが出来たりと意外と使えるディティールの一つになります。

 

 

 

また正面のポケットに使われるファスナーはロック機構付きのセミオートマチックスライダーを採用。

引手を起こした状態でないとファスナーが開閉しないのでジッパーが勝手に動かず、

中身を保護する機能にも長けています。

このパーツ自体が効果であり、普段の洋服ではあまり見かけることはありません。

 

 

高機能素材を選んだからにはそれを巧く調理しないといけません。

そういった意味でも縫製に対するやり込みは目に見えない箇所ですが、

手を抜くことが出来ず、モノづくりをする上でも非常に難易度が高い部分となります。

 

 

止水テープは縫製後にすべて手作業で貼りつけられます。

複雑なパターンでパーツ同士が重なる部分なんかや、

フラップやポケットの裏に至るまで入念に施工されています。

 

 

撮影ではブラックに映えるカーキのグログランテープの方を着ています。

 

 

**Black Grosgrain ▷ http://loom-osaka.com/shopdetail/000000004650

 

 

黒い方は上記リンクよりご覧頂けます。 (ジッパー付属のテープのみの違いです。)

 

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(Pants)

ワイドシルエットの良い部分を残しつつ、ややレギュラー寄りにバランスを戻した

ボトムスのシルエット。トップスが細身ですのでセットで着るとシェイプされつつも

自然な余裕を残した絶妙なバランス感が生まれます。

ミリタリーやタクティカルといった旬の要素をより洗練させたデザイン性、

素材の特性など云々を抜きにしても完成度の高いボトムスです。

 

 

[ Pants ]

N/07 schoeller® Pro-Tech System Cargo Pants / Khaki Grosgrain

Price / ¥45,360 - (in tax)

Size / 44,46,48 (*Fitting-Size:44)

Color / Black

Material / Scholler®-Shape (Polyamide,Polyurethane)

**Black Grosgrain ▷ http://loom-osaka.com/shopdetail/000000004651

 

 

 

カーゴポケットの見せ方を特に考え抜いたデザイン。

ボコっとした膨らみではなく、腰巻パーツのような広がりに

変換させた独創的なデザインになります。

 

 

フラップに分離する形となるサイドポケットの下に

重なるようにジッパーポケットが配備されています。

 

 

当然、この部分にも止水テープが裏に貼られており、

手数の多さはジャケットに並ぶくらいではないでしょうか。

 

 

 

関節の立体感と膝下からのシェイプ感、

ボリュームの緩急をつけて最終的に服装の基盤となる

足元へと綺麗に繋がってラインが出るように設計されています。

 

 

ヒップポケット、最近はほとんどいなくなりましたが、

ウォレットを入れたりと重要なものがよく納められる部分、

こちらのファスナーはジャケットと同様のセミオートのスライダーを取りつけています。

 

 

ウエストはバックにゴムが入っており、

一つのサイズでカバー出来る体格が広くなります。

ベルトも通せるので安心感も高いです。

 

 

最後に耐久面。生地に耐久性があるモノは大体、

縫製の糸やボタンなど付属からダメージがきます。

特にスナップボタンなんかは今回のような素材につける場合は

強い力がかかった時のことを想定していないと破損の原因になります。

 

 

デザイン性のみと見えがちですが、前開きの黒のグログランは

スナップが弾けないよに安定させる役割も担います。

 

 

今日はいつもより少し時間がかかりましたが、

非常に熱意をもってお奨めしたいコレクションになっています。

 

明日からの週末、sus-sousのイベントも含めて

濃く楽しい土日になれば嬉しく思います。

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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ブランドの作品がどういったものなのか、

どういった思いを以て製作をしているか、

皆様にお伝えできるような機会を設けさせていただきました。

 

ビンテージミリタリーやイギリス式のテーラリングなど

古くマニアックな部分に強くインスパイアされた服でありながら、

単純な再現でなく、モードやカジュアルなどファッション性や、

性別を問わず気持ち良くフィットする服として成立しています。

 

(日程)

2019年3月16日(土)

2019年3月17日(日)

 

よくある予約会形式ではありませんが、

服好きな人が純粋の楽しめるような日になればと思います。

もしかしたらとても貴重なモノとの出会いもあるかもしれません。

特にsus-sousに少しでも興味を持って頂いている方でしたら、

確実にこのブランド、作り手の事が好きになるのではと思います。

 

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