PARISではいよいよ19-20AWのファッション・ウィークが始まり、各ブランドがこぞってSNS等でその様子をアップし始めていますが、
その間に容赦なくw、19SSの新作の入荷が続いており、店頭では徐々にラインナップが春夏へと様変わり見せて来ております。
その中でも、一昨日にWEBでも販売開始しましたAVIALAEですが、大変好評を頂いており、早くもサイズ欠けが生じている物もございます。
本日のBLOGは、そのAVIALAEからレザー小物をメインに、
今正にタイムリーに着用出来るB YOHJI YAMAMOTOのウール・コートとスタイリングを組んでみましたので、
着用例としてご紹介をさせて頂きたいと思います。
-
[ Coat ]
B Yohji Yamamoto B/DOUBLE ZIP HOODED COAT / DOUBLE MELTON
Price / ¥145,800 - (in tax)
Size / 3
Color / Black
Material / Double Melton Wool
Right :
[ Leather Pouch ]
AVIALAE KEYRING & POUCH / OIL TANNED LEATHER
Price / ¥25,920 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Oiled Nume Steer Leather
Left:
[ Leather Bag ]
AVIALAE WEARABLE SHOULDER BAG / OIL TANNED LEATHER
Price / ¥34,560 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Oiled Nume Steer Leather
※Bottoms & Shoes / Personal
Model / 168cm : 50kg
今年の冬は暖冬と云われていますが、それでもやはり朝晩は冷え込み、確実な保温力や防寒性に優れたアウターが必要不可欠です。
ただ、そうしたアウターを毎日毎週の様に着続けて行くと、何処かでマンネリや飽きが来てしまうのも事実かと思います。
所謂、ヘビーアウターと呼ばれる最重量級の防寒・保温効果が得られる物を、何種類も何着も所有しているならともかく、
大抵は12月末から2月3月と、かなり長いスパンで同じヘビーアウターを着用するパターン、ケースが多いかと思います。
※私もそのパターンになる内の一人です...w
そこで、例えばマフラーやストール、鞄、或いはボトムスや靴のバリエーションで毎日の変化を付ける事が、非常に効果的かと思いますが、
今回のAVIALAEのレザー小物の様に、どちらかと云うと、身に纏う感覚でスタイリングが可能なアイテムは、より一層に重宝します。
2つのレザー作品をコンビネーション使いとして、組合せて着用しています。
"着用"としたのは、やはり身体のラインに沿う様な形で、"身に着ける"、"身に纏う" 様な感覚である作品だからです。
向かって左のショルダーバッグのDカン・パーツに、ポーチのキー・リングの先端のグレネード・ピンを引っ掛けて連結させています。
何れも、ステアレザーをフルベジタブル・タンニン鞣しで、懇切丁寧に充分にオイルを浸透させたヌメ革です。
去勢された生後2年以上の雄牛を指す、ステア・レザーを用いていますが、雄々しく堅牢なイメージとは真逆に、
少しモチっとした、柔軟で滑らかな感触を持つ皮革素材へと、生成されています。
連結させる事で、2つで1つの作品の様にも魅せる事が出来ますが、同じレザー素材というだけで無く、
其々に金属パーツとして、ALPINA社のCOBRA®バックルを共通で採用して、統一性を持たせている点も大きいかと思います。
丁度、腰回りから股上の位置に吸い付く様に、ピタっとフィットする感覚が得られる形状になっており、
レザー・アクセサリーをコートの上に、身に着ける様な感覚でプラスして頂けます。
特に、今回のB YOHJIのビッグ・シルエットのコートの様に、全体的にボリューム感のあるウェアとの相性が良い様に思います。
肌理細やかで繊維質の引き締まった革質、屈強感と柔軟性を兼ね備えた、使い勝手の良いレザー素材。
ややくすんだ灰色掛かった黒の表情は、使込む事に由って、徐々に艶味を増して行きます。
オイルを潤沢に含ませていますので、熱や摩擦等の刺激に由って、浸透している脂分が表面へ染み出して、
更に手で馴染ませて磨かれる事で、じんわりとした艶味のある表情へと変化して行く様が愉しめます。
今回は私物のダークレッド色の短靴と合せてみましたが、案外、違和感無く、レザー・アイテム同士を組合せる事が出来るカラーリングです。
--
当店でレザー・アイテムをセレクトする際に、必須条件となる、"生革"を用いた作品。
生前の損傷や皺、血管や毛穴の跡まで残った、リアル・レザーと呼べる素材は、やはり生々しい表情を魅せてくれます。
この、"生きた証"を身に纏ったり、身に着ける事が、私達のレザー・ファッションに対する定義であったりしますが、
難しい事はさておき、やはり生地感や裁断と縫製に拘った布帛ウェアとのバランスを考えた際に、絶対条件であるかと考えます。
収納容量の大きさとしても優れており、向かって左のバッグは財布、スマホ、電子タバコ等の携帯品であれば容易に収まりますし、
右のポーチは例えばiPhone Plusシリーズが入る位の大きさで、ミニ・ウォレットとして充分に使用出来る容量になっています。
しっかりと実用性、機能性を考慮して製作されていますので、ワンスナップやファスナーの開閉もスムーズに行える所がポイントです。
いざ実際に収納された内容物を取り出す際に、引っ掛かり無くスマートに取り出せるのは、
その動作を繰り返す事が多いバッグやポーチには、とても重要な条件だと思います。
ここで少し、ALPIN社のCOBRA®バックルについても、少し触れておこうと思います。
ミリタリー関連やアウトドア、スポーツ関連の装備品や安全保護具にも使用される、国際規格をクリアした非常に耐久性と機能性に優れた接結の金属パーツ。
両サイドのフックを押す事で片手で容易に脱着する事が出来ますが、ロック時には非常に高いホールド力を持ち、破断荷重は凡そ900kgと驚異的な耐久性を持ちます。
当店ではLEON EMANUEL BLANCKやieribの作品に用いられている事でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、このパーツ、非常に高額です。
レザー製品に関しては、勿論第一にはレザーその物のクウォリティが問われますが、それに付随する金属パーツに関しても、
やはりレザーに見合った高品質、高基準や高規格の物が相性が良く、作品の雰囲気を左右する大切なパーツかと考えます。
そう云った意味合いでも、AVIALAEがこの価格帯でレザー・アイテムをリリースして来るのは非常に嬉しい事です。
レザー・アイテムの片方に焦点を充てた為に、少し全体的にぼやけた画像になっていますが、雰囲気を感じ取って頂けたらと思います。
よく、布帛ウェアにレザー・ベルトやコード、ハーネスの様にパーツとして付随された作品が有るかと思いますが、
布帛ウェアと一体化している様な、あの感覚に近い雰囲気で、特段、それ程に中に携帯品を収納しなくても、アクセサリー感覚で身に着ける事が出来ます。
そのままショルダー・ストラップを後ろに廻して、バッグやポーチを背負う様にしていますが、
やはり身体に同化する様に、ラインに沿って身に着ける感覚の強い印象を与えてくれます。
合せるウェアが、フロントに凝ったディティールのデザインが来ている場合は、
こうして敢えてバッグやポーチを後ろに向けても良いかも知れませんね。
ヌメ革の艶めかしい表情をシンプルに映し出すショルダーストラップ部、艶味を抑えたメルトンのウール素材のコートとの対比が非常に美しく映えます。
このコントラストの有無で、かなり全体の印象が変わって来ますので、例えバック・シルエットでも、抜かりないスタイリングを心掛けたいものです。
本日ご紹介させて頂きましたのは下記のITEMとなっています。
[ Leather Bag ]
AVIALAE WEARABLE SHOULDER BAG / OIL TANNED LEATHER
Price / ¥34,560 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Oiled Nume Steer Leather
[ Leather Pouch ]
AVIALAE KEYRING & POUCH / OIL TANNED LEATHER
Price / ¥25,920 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Oiled Nume Steer Leather
[ Coat ]
B Yohji Yamamoto B/DOUBLE ZIP HOODED COAT / DOUBLE MELTON
Price / ¥145,800 - (in tax)
Size / 3
Color / Black
Material / Double Melton Wool
是非、ご参考にご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
*Winter Sale (1月末日まで開催致します。)
LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00
大阪市西区北堀江1-14-21 大和ビル 1F
TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
HP : http://loom-osaka.com/
LOOM owner's instagram : https://www.instagram.com/loom.osaka/
LOOM Ladies instagaram : https://www.instagram.com/loomosaka_femme/