学校に勤務するようになって、30年以上が過ぎる教職員です。
働き方改革、ブラック部活など、学校の教職員の勤務条件に対する世間の目が急速に向けられてきた今日この頃、話題になるのはありがたいですが、課題は数多く残されたままのような気がします。
この4月に赴任してきた校長がノー残業デーの徹底を打ち出してくれました。
出勤、退勤管理をすることにもなりました。
仕事は、やれば際限なくありますが、どこかで線を引かねばいけないと思います。
採用まもない頃、諸先輩から8時から16時45分で勝負する姿勢を忘れてはいけないと言われて育ちました。
それは、正しいと思います。勤務時間は、15分短くなりましたが。
明日は、ノー残業デー。早く帰って読書でもしようと思うのです。
「先生が忙しすぎる」をあきらめない という本に
学校は組織あるいはチームとして学習しているか。個業、孤業が増え、組織的に業務改善を進めたり役割分担を見直したりすることが減っている。多忙化は、「学ばない教職員」と「学習しない学校」を増やしてしまう。
プロセスと結果を検証することのない根性論で走って良いのか?
世間や周りは多少騒ぐけれど学校中は無風状態、変わる気がしない。
クリティカルシンキング(批判的な思考力)が必要なのは、子供達だけではありません。教職員や保護者もです。
というようなことが書かれていた。
変えていかねばと思う。