ホクロ治療のご希望の方は、日々たくさん
いらっしゃいます。
今日は一年後までの長期経過をお見せしますね
以前からあった鼻横の(ほうれい線よりも少し内側)
三角形のような形のホクロが
とても気になって、という方でした。
前
↓
直後
↓
1週間後
↓
3週間後
↓
3ヶ月後
↓
1年後
最終的な前後写真はこちら。
前→1年後
☆☆☆
ホクロの除去治療
・費用
病理検査を含む場合、3割負担の方で
10000円前後の自己負担
2箇所目以降、または病理検査を
行わない場合1mmあたり4400円
・方法
局所麻酔を行った後に、
手術、もしくは、CO2レーザーによる
削りを行う。
・効果に個人差あり
・リスク
感染、痛み、陥凹瘢痕、ケロイド
☆☆☆
この方の場合
・レーザー直後は削れた感じ
・1週間後はまだかなり傷っぽい見た目
・3週間後はテープはやめてよくなったけど、
まだまだ赤い
・3ヶ月後もまだ赤いけど、メイクで隠せるから気にならなくなってきた
・6〜12ヶ月後には傷は十分に回復して赤みは消えた
という先ほどしめした
写真は、とっても標準的な経過でした
最終的にはどこだったか
わからないくらいになってる
3〜6ヶ月後、
赤みはとれたけど黒さが出てきたという場合には
再度の照射(2200円)も可能です。
大切なことは、
「すぐに消えるわけじゃないんです。」
ということなんです。
患者様に日々接して話していると
「今日ホクロのレーザーをしたら、
明日、遅くとも2週間後にはきれいになくなっている。」
とイメージしておられる方がけっこういるんです。
その時にわたしはこう説明しています。
「ホクロを取るということは
皮膚からしてみれば、ある日突然に
怪我を負わされるということと同じなんですよ。
深いかすり傷だと思ってください。
赤みはしばらく残るし、ちゃんと薬が乾かないように
蓋をしとかないと傷が残ります。」
ちゃんとケアしていただければ、
今のホクロよりも目立つものになることは
あまり心配してないです。
ただ、
全く何もなかったような色や形になる、とも
限りません。だいたい、そこまでにはならない。
みんながみんな、この方みたいにどこだったかわからなくなる、というわけではないことを
理解してもらってます。
最終的にはキレイに取れたこの方だって、
直後から数ヶ月までは
「ほんとにこれ、消えるの？？」と
心配になっただろうと思います。
いま、心配になっている方や
これから取ろうと考えている方のお役に立つことができれば、先生はこの記事を頑張って書いた甲斐があります。
百聞は一見にしかず、でしょ？
写真で見てもらった方がわかりやすい
長期のお写真提供してくださったこの患者様に
心から感謝いたします。
私たちは、傷が綺麗に治るまで
フォローしますので、とにかく通院はしてくださいね
コロナ禍でホクロを取りたい方が
世の中では激増したと思います。
それにより、
ホクロをとるレーザーを
はじめる美容クリニックもその時期とても増えました。
中には傷のフォローをきちんとしてもらえてないな、、、と思えるような患者様にも
出会ったことがあります。
ホクロというのは、もちろん、皮膚の腫瘍を
心配する時だってあります。
当院では顕微鏡による病理検査もしておりますので、
ぜひ、ホクロはお任せくださいね
Dr.Moeでした！
頬のトレードマーク的なホクロを
一つ残して、あとはとりました
小さな薄いホクロって、
シミにみたいに見えてイヤだったから。