肝斑は、なかなか難しいです。
なかなか消えないものです、、、。
良くなったと思って治療をやめると
また出たりします。
だからといって放置がいいのか?というと
そうではないと思うんですよね。
原因がある場合、
(摩擦やホルモン、紫外線)がある場合は当然
それを避けるようにします。
(※ホルモンの変化は避けられないときが多いけど)
その上で、お薬やゼオスキン、
レーザーを使いましょう。
ご自身でできるのは、
・トラネキサム酸の内服
・紫外線対策
・擦らないこと
・適正範囲内のレチノールとハイドロキノンの外用
だと思います。
さらにクリニックに通っていただけるのならば
トーニングや、スペクトラピール、
メソアクティスやイオン導入、
といったものを組み合わせていきますね
わたし自身も長年肝斑に悩まされているので、
これらを徹底しています
基本的にはトラネキサム酸の内服がメインですが、
疾患や併用薬の関係で飲めない時もあります。
そんなときにも、
ゼオスキンなら使えます
程度により判断しますが、
肝斑のある方は
セラピューティック(赤ライン)ではなく、
青ラインの方がいいですね。
あまり刺激しすぎるとかえって良くないので。
この方はゼオスキン(青ライン)を4品使われて、
肝斑がかなり改善した方です。
スキンケア指導も行っています。
前
3ヶ月後
レーザーは全く使用していません。
トラネキサム酸内服は、なしです。
☆☆☆
●ゼオスキン 青ライン
医師の指示通りにご自宅でハイドロキノンや高濃度レチノールを塗布する。
この方のご購入品は
ハイドレーティングクレンザー 6160円
バランサートナー 7040円
ミラミン 14080円
スキンブライセラム0.25 11880円
全て 税込表記
副作用 赤み、腫れ、軽度の皮むけ、接触皮膚炎など
効果に個人差あり
☆☆☆
内服は飲めるもの(ハイチオール、ビタミンACE)
は飲んでいただいています。
そして、もともと使用されていた
ゴマージュと、
リキッドファンデはやめてもらいました。
強く擦るような洗顔も、やめましょう!と
指導させていただきました。
こすらないこと、の詳しくは↓
もっと詳しくは↓
日焼けしやすいということだったので、
それも気をつけましょう、とお話しいたしました。
ゼオスキンとスキンケア指導でここまで
肝斑がよくなりました
(トラネキサム酸は、通常は肝斑の方にはまず
飲んでいただくことがベストですが、
この方の場合は疾患の関係で処方できませんでした。
身体として飲める状況であれば、ゼオ中は特に本来
飲んでいただいております。)
ケアをやめると肝斑はまた、出ます。
とくに妊娠、出産、閉経期。
ホルモンが関係しているのは明らかですね。
この方の場合、閉経期だったので
「なかなか肝斑のコントロールはむずかしいかもしれません。」とお話ししていたのですが、
結果的には3ヶ月でかなり良くなりました
つまり、
それだけゴマージュやメイクアップ時の摩擦が
関係していたということですよね。
それから
ハイドロキノンが効きやすい方
だったのだと思います。
まずは診断を立ててから治療を行うのは鉄則ですが、
治療を行うことで、原因と診断がより確定してくる、
ということはよくあります
また、今後も肝斑は
深く語れそうです、、、
肝斑は奥深いから。
Dr.Moeでした!