美容医療とは、
主にクリニックで行われる美容外科や、美容皮膚科のレーザーや注射や手術のことです。



(稀に大学病院で行っているところもありますが、
全てではないと思いますし、主にクリニックです。)



それぞれのクリニックで採用している機器が違う、医者の経験や技量が違う、医学部ではまったくと言っていいほど教育をうけない分野である、ということから




保険診療とは違って
統一されていない部分が実は
かなり多いのです。アセアセ




合併症や副作用も、保険のお薬とは違ってすべてデータ化されているわけではなく、海外から輸入の薬や医療機器を使うことも多くあります。




そのことで、ネット上の情報が偏ったり、
患者様がご不安を感じられることもある分野だと思います。



それで、
コツコツと勉強したり
情報発信しているのですが、




それでもまだ、この分野が医療として
確立していないというイメージで見られてしまうところもあると感じることは




残念ながら私は日々ありました。もやもや




でも、そんな流れは時代とともに
大きく変わりつつあります。!!




美容医療に関連する学会はいくつもあって、
歴史の長いそれらの主要な学会同士が
協力して合併症などのリスクを把握して
ガイドラインを策定しようという動きが、
最近ありました。




今後のこの分野の正確性と安全性の確保をして、ひとつの医学の分野として発展させていこうという方向性だとわたしは感じています。キラキラ





その結果がまとめられたものが、
ついにわたしにも送られてきました!ラブラブ




論文自体が数が少ない分野なので(特に日本国内のものや新しい治療に関して、そして合併症などについて)、
ガイドラインとして推奨度を明確にしにくいという説明はありましたが、




やらない方がいいことは、
けっこうバシ!っと、
推奨しない!!と書いてありましたので
参考になりました。OK




わたしは自分のカバーする分野は美容皮膚科ですが、美容のエキスパートでありたいので二つ存在する美容外科の学会にも両方、入っています。




これは美容外科学会(JSAPS)の学会誌の別冊として送られてきましたが、
もしまだ手に入れていない先生方がおられましたらAmazonからも買えると思います。!




(医者向けです。たまーに、美容の分野の勉強を始められたばかりの先生がこのブログを勉強のために読んでくださってることがあるので、そんな後輩ドクターのためにリンク貼っておきますウインク)




美容皮膚科的な分野についても
触れられていました。!





シミ、シワ、タルミ。
わたしたち美容皮膚科医が日々担当している分野です。





じゃあどのレーザーがいいのか?まではデータが足りないとのことで踏み込んだ内容ではなかったのですが、それでも十分に参考になりました。お願い




「医学としての美容医療」はもっともっと、
発展していくと思います。上矢印




だってこれだけ毎日、美容医療によって元気になる人がいて、これだけニーズがある分野です。





おそらく今後も、医学部の段階で勉強するという分野ではないのだろうと思いますが、




人間が長生きしてより元気に若々しく生きたいと願うようになるこれからの時代においては
必要とされる分野となっていくと思います。ラブラブ




正しい情報を医療関係者間で共有し、
自信をもって、患者様を「元気に綺麗に」していきたいですね。




7〜8年くらい前かな、医学部の同級生と久々に再会したときにわたしが美容皮膚科をしているという話をしたとき、




「あー、そういうのね。」とかなり見下げたように言われたことがどうしても気がかりでした。ガーン




なぜバカにされたのか、
ほんとにバカにしたのか、
わたしが、たまたまそう受け取ってしまっただけなのか、




今でもよくわからないのですが、、、





そのときは何も言えず、
非常に悔しい思いをしました。アセアセ




わたしは、この分野に誇りを持っています。
この分野が、好きでやっています。
何故か、他の医者よりも楽だろうなんて思われることがありますが、、、全然そんなことないです。もやもや




わたしは好きで好きでやっているので、
楽しそうに見えたらそれはそれで
とても嬉しいことですけどねラブラブ





たしかに当直という仕事形態はないけれども、、、
緊急で対応しないといけない状況だってあるし、
この世界ならではの特殊な知識や技術などなど、、、いろいろ必要だと感じています。




この分野では、どんどん、
わたしよりも、さらに若手の先生方が
新しく勉強を始められています。




その先生方に負けないように、
そして、すこし先輩として、そして美容オタクな一面もある女医として、
教えたり教えられたりしながらこの分野が成長していけたらいいな、と本気で思っています上矢印





自分の鼻って、真横から見るとこんな形だったんだ!笑




とプロに撮っていただいた時の発見。!





真横から自分の顔の形をみることって
普段はできないですもんねーおいで




昔は自分の鼻がコンプレックスでしたが、
あるころ美容の仕事の関係者の方から「鼻、整形してるんですか?鼻の形キレイですね。」と、聞かれることが二度つづけてあって、




「整形してないけど、しようかと思ってるんですよ〜」と言ったら、「しなくていいと思う!」っていってくださったことで突然それから気にならなくなりました。ラブラブ





そんなわけで、わたしの鼻は整形していないんですが、わたしは整形手術に関しては肯定的です。


 

自分が気になって自信がもてないパーツに関しては、手術をしてイキイキとその後を生きていけるっていうことはたくさんあると思います。
必要なオペです。





形を変えるっていう美容は、
美容皮膚科ではできない場合が多いわけです。





どこまでが注射やレーザーやコスメでできて、
どこからが美容外科にお願いしないといけないのか、何が安全で何が安全ではないことなのか、





わたしがいる美容皮膚科で判断して患者様に
伝えないといけない場面は、たまにあります。




自分の休診日に他のクリニックにおじゃまさせていただいて診療現場で勉強させていただくというのは、いまコロナのことで一時的にお休みしているんですが、
またもうすこしおちついたら再開するつもりです。ハート




最近は福岡市内の美容外科にお願いして
注入の手技や目のオペなどを見学させていただいたいますお願い





他のクリニックで働く私のような医者を
受け入れてくださることがありがたいです。おねがい





Dr.Moeでした!