今回のブログを担当させていただきます
Dr.REIKOです
今回は「帯状疱疹」について、
お話させていただきます。
季節の変わり目など、身体が疲れやすいとき、多くなってくるのが、帯状疱疹です。
帯状疱疹の特徴①
帯状疱疹は、身体がとっても疲れているとき=免疫力が下がっているときに発症します。
帯状疱疹の原因ウイルスは、
水痘・帯状疱疹ウイルスというヘルペスウイルスので、
初めてかかるときは「みずぼうそう(水痘)」として発症します。
子供の頃にかかった方も多いかもしれませんが、顔、頭の中を含め、全身に小さな水疱が出来ます。熱が出て、口の中には口内炎も出来ます。
そして、一旦みずぼうそうが治ると、水痘・帯状疱疹ウイルスは、体の中の神経の中枢の神経節というところに潜伏します。
身体が元気なときはそのウイルスを神経節に抑え込めているのですが、身体が疲れて免疫力が落ちたときに、ウイルスが神経に沿って下りてきてしまうのが帯状疱疹です。
なので、帯状疱疹にかかる人は、必ず以前にみずぼうそうにかかったことがあるか、みずぼうそうのワクチンを接種したことがあることになります。
帯状疱疹は、身体の左右どちらか片側に症状が出ます。
神経は、脊髄から、左右に分布しているため、神経に沿って下りてくる帯状疱疹では、身体の中央から片側に症状が出ます。
(稀に複発性帯状疱疹といって、両側に出ることもあります。)
帯状疱疹の特徴③
帯状疱疹は、「風が吹いても痛い」と表現されるくらいの強い痛みがあります。
高齢になるにつれて発症率が高くなりますが、子供さんでも帯状疱疹になることがあります。
若い方の場合は痛みがなく、
痒みを感じる方もいらっしゃいます。
多くは、皮疹が出る5日前くらいが痛みが先行し、赤い丘疹→水疱→かさぶた→色素沈着・瘢痕となって治っていきます。
治療は抗ウイルス薬と鎮痛剤の内服や点滴です。
重症では、帯状疱疹後神経痛といって、帯状疱疹が治癒した後も神経痛がずっと残ってしまうことがあります。
抗ウイルス薬は早期に投与したほうが、ウイルスの増殖を抑えて重症化を防ぐので、
帯状疱疹の疑いがあるときは、我慢せずに、
早めに皮膚科を受診してください。
帯状疱疹を発症するときは、
とても身体が疲れているときです。
無理をせずに、しっかり身体を休めてあげてくださいね。
今回も、写真にご協力いただいた患者様に
感謝です、有難うございました
皆様の肌が健やかで笑顔で過ごせますように
コロナが早く収束して安心して暮らせますように
Dr.Reikoでした
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