先週末、セミナーに参加してきました
朝から夕方までのみっちりなアンチエイジングセミナー。
シミの総論や、撮影機レビューの活用法、そしてスキンケア指導の重要性など、かなり盛りだくさんで美容皮膚科診療に明日から役立つ内容でした(^^)
久々にお会いできた先生もたくさんいて、とても充実した1日でした
どんなにいいレーザーを照射してシミが消えても、おうちでのスキンケアが乱雑だったら、効果が思ったほど出なかったり、持続しなかったりということはあると思います。
ご自宅に帰ってから、
どうやってお顔をあらってるのか
どうやって、どんなタオルで顔の水分を拭き取っているのか、
どうやって化粧水をつけているのか、
メイクはどうやってやっているのか、
無意味に触るクセはあるのかないのか、
そんなことを毎日考えています。
患者様のお顔をみると、
"これはだいぶこすってるな。"と感じることは多々あります。
通常肝斑が出るエリアよりもすこし広くくすみが出ていたり、それがその人の頬骨の高いところに一致していたり、赤みを伴っていたり、季節の割に極度に乾燥していたり、あとは毎日毎日おはだを診ているものとしてのカンなんですが、"このかたはレーザーすぐ当てない方がいいな。まずは内服とスキンケア指導だ。"とピンとくるんです。
当院はレーザーに期待して、来てくださる方がほとんどで、お友達から"ケーズなら当日すぐにレーザーしてくれたよ"と聞いてきている方が多いので、申し訳ないと感じるのですが、お肌に無駄な炎症を残さずに全体が美しくなるという結果を出すことが全てですから、レーザーができないときはできないと話しています。
お一人お一人に対しての、スキンケア指導、私が直接たくさん話したいのですが時間が限られています。
いまは当院で作成したDr.Moeからのお手紙、"美肌三か条"と書いたプリントをお渡ししているというのが現状です。
今後は、動画などを使いもっと効率よくスキンケア指導できないものか、と思案中です。
何度も言いますが、スキンケアは土台です。
レーザーのようなお金はかかりません。ほとんど、知ってるかどうかの、問題。そして、何十年と無意識に行ってきたクセを矯正しないといけない問題です。
こすらないこと
日焼けしないこと
適切な保湿
この3か条、を患者様が自宅でちゃんと守れるかどうか、に美容皮膚科的治療の効果と維持力はかかってるんです。
今年はある製薬会社からスキンケアのセミナー講師もすでに依頼いただいているので、本気でいろいろ、そろそろ、取り組まなければ、、、
今回もまた、博多阪急のデパ地下に行きました
家族へのお土産に、フルーツゼリー。
なかなか、かさばりましたが、慎重に持って帰ってきた甲斐があり、喜んでもらえました
Dr.Moeでした