製薬会社の社員さん向け講演を。

久々に人前でしゃべりました。。。

といっても、診療後にクリニックでそのまま行った講演会だったので、あまり緊張せずあっという間の一時間で。

ニキビの薬のベピオや、保湿剤のヒルドイド、など皮膚科のお薬をいろいろと販売している「マルホ」という製薬会社の社員さんの教育のための講義を。

数ヶ月前から依頼があり、わたしもけっこー前から準備はしていたんだけど、当日の朝になって、メインで担当している人から「インフルエンザになりました。。。」の連絡が入り、、、

担当のHさんにはぜひきてもらいたかったので延期も考えましたが、わたしのスケジュールがどうも動かせそうになく、、、

残った他の社員さん向けに行いました。

Hさん、お大事にねなんとHさん以外にも、インフルエンザで欠席になった社員さんがいました。はやってますね

スライドを使用した講義の後には、実際に社員さんの一人に患者さまになってもらって、診察の雰囲気をみてもらいました。

ほうほう、このお薬とこのお薬がつかったことがあって、乾燥感はこっちのほうがこうだったのね。。。

じゃあ、今回はこっちのお薬をこんな方法で使ってみましょうか。とか

ここね、こっちにばっかりできるのね。たしかに髭剃りや、利き手が関係しているかもね。

レーザー、あてますね。

え？緊張してる？

いや、大丈夫よ、痛くないようにするから。

★★★

ニキビ治療って、その方の治療歴によってスタートラインが違ってきます。それから、保険治療のみではカバーできない部分もあります。

通院の頻度や、予算によってもまた変わってきます。

それらをうまく組み合わせて最良の治療を提供していきたいと思います。

当院のニキビ患者さまの数をしらべてみたら、

開院からの4年のあいだに2500人もの方が受診されていました。

想像していたよりも多くて自分でもビックリしました。

地域の方々の期待に応えなければ、

と思いました。

昨日も、5年間いろいろな皮膚科に行ったけど治らなかった女性の患者さまが当院に来てからは半年ですっかりよくなったという患者さまと話してて

「ほんとキレイになりましたね。色素沈着もすっかりほとんど消えていますよ。ただね、これからも予防は必要。乾燥はするだろうけど、エピデュオは絶対つづけておいて、いい時も。冬場は乾燥するから、15〜30分で洗い流すでもいいですよ、とにかくやめないことが大事。」とおはなししました。

3年前にベピオがでて、1年前にエピデュオがでて、

日本のニキビ治療はものすごく進歩して、

こういう年単位で治らなかった人も治る時代になりました。

日本のガイドラインもどんどん改定がされましたが、世界的なガイドラインともいえる global allianceもつい最近数年ぶりに改定されました。

まだ入手できていないのですが、

これから読み込むのを楽しみにしています

日本のガイドラインがすべてではないし、

保険治療がすべてではない、外用や内服だけではできないこともある、その方の年齢や性別や性格、予算などでこちらからの提案にもバリエーションがあって、ニキビ治療って深い！

ということが、皆さんに伝わったようで、よかったです

どんなにいい薬が出ても使い方次第です。

患者さまに対して、どうやったらうまく、限られた時間の中で、使い方や、スキンケアの注意点、などを伝えていけるのか、またまだ病院にきていないニキビ患者の方に「病院にいったほうがはやく治るよ」と伝えるにはどうしたらいいのか、製薬会社の方と一緒にいろいろ意見を出し合った夜でした。

当院のニキビ治療

↑ホームページのニキビ治療のところ、改めて読んでたら、これにかききれていないことも、まだ他の治療もあった、、、。

ホームページの追加原稿も、書かなきゃー。

Dr.Moeでした

また、さらに髪切ってしまった。笑

乾かすのとか、楽になったーーー

ケーズ皮膚科 美容皮膚科 

小倉魚町院 

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