レーザー後、シミがとれる瞬間〜Qスイッチヤグレーザー〜

当院でしみレーザー(Qスイッチヤグレーザー)を受けられた40代女性の患者様です。

ほほに目立つシミ(老人性色素斑)がふたつあり、まずはコレをレーザーで治療したいということでした。

施術前

↓

2週間後

シミが取れた部分にはまだ赤みがあり、周りの皮膚と色の差がありますがこれから徐々に馴染んでいきます。 (o^^o)

この患者様からは、ご自宅での写真もご提供いただくことができました

まず、レーザーを照射して数日後はこんな感じ。かえって濃くなったように見えますよね。シミはレーザー後に一度こうした痂皮状態(薄いかさぶた)になります。

”濃くなったからといって焦る必要も落ち込む必要もありません。1～2週間で剥がれますから、とにかくテープで保護を行ってくださいね”

とお話ししました。

頑張ってテープつづけまーす！といただいた写真がこちら。↑肌色のテープです。

そして、レーザーを照射した日から12日後！

テープを貼り替えしていたらペリっ！とあの黒い痂皮が、取れたのです。

こうしたことは患者様のご自宅で起きることなので、なかなかここまで写真が残っていることってないのですが、”すっごく衝撃的だったー！”ということでご自身で撮影してくださっていました(^^)

そりゃ、何年、いやどうかすると十何年とつきあってきたシミがとれる瞬間って衝撃的ですよね

無事にこうして取れたわけですが、今はまだ剥がれたての薄いあのピンクの皮膚ですから、しっかりUVケアと内服(トランサミン、ハイチオール、ビタミンC)をしていただいています。

今後短期間のうちに、色素沈着として茶色が復活してしまうことがありますので、油断せず、丁寧なケアをこれから1ヶ月は特にしていただかないといけません。 

もしそれでも色素沈着が出てしまった場合には、ハイドロキノンの外用治療を開始する予定です。

レーザーをもってしても、必ずシミが取れるというものではありません。そして、ご自宅でのご自身のケアも必要となります 

肝斑を合併している方の場合には、まず肝斑治療を優先しますし、診察でお肌をみせていただいてからのご提案となります。

明らかな典型的な肝斑がなくとも、軽度の肝斑が実はあって、そこに老人性色素斑も併発しているという混在状況も、よくあるものです。

ある程度の手間はかかったとしても、やはりシミはないほうがいい

そして、何よりもシミを作らないための日々の地道な努力が大切です。特にUV対策！UVの影響はシミだけではありませんしね。

これからでも遅くないんです

地道なUVケアと、肌をこすらない生活習慣の実践、適切な保湿、そしてクリニックでのレーザーなどのケア、一緒に頑張っていきましょう

Dr.Moeでした 

⚫️しみレーザー(Qスイッチヤグレーザー)

1mm1000円(税抜き)

※別途、テープ代や診察料が必要となります。すべてのシミに適応となるわけではありません。診察にて、照射の可否判定や大きさの測定をドクターが行います。

(価格)→１mm 1000円

(内容)→532mmの波長で照射しテープ保護

(副作用)→ 赤みー数日以内に消失

                  色素沈着ー3〜6ヶ月で消失

ケーズ美容皮ふ科

093-967-0632