私はここ数年クリスマスに必ず観る映画があります。
それは、「クリスマス・キャロル」
イギリスの国民的作家、チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」が原作の映画です。
何度も映像化されていて、ディズニーが手がけたものなどもたくさんあるようです。
(ここから先は映画のネタバレも含まれていますので、読んで下さる方は注意してください。)
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クリスマス・イブの晩、意地悪で何よりもお金を優先するお金の亡者スクルージのもとに、死んだ共同経営者マーレイの亡霊が現れます。
その亡霊はスクルージに、過去、現在、未来の幽霊を紹介し、スクルージの行く末を見させるのです・・・。
過去の幽霊は、主人公のスクルージが忘れていた昔の記憶を甦らせます。
楽しいや嬉しいことだけではなく、悲しい記憶もです。
スクルージも昔は恋人と楽しい時間を過した事もありましたが、辛いお別れを経験しています。
過去の幽霊は、過去の辛い出来事をしっかり見せることで、思い出させます。
まるでインナーチャイルドを癒すかのよう。
現在の幽霊は、今この時に起きているさまざまなクリスマスの光景を見せるために連れ出します。
その中でも、スクルージの元で安月給で働くクラチットの家族は、貧しいながらも明るく楽しく質素なクリスマス会をしています。
クラチットが、「お給料をくれるスクルージにも乾杯」、と言うと「貧欲でがめついスクルージに感謝なんて」と奥様は怒り出します。
しかし、気持ちを立て直し、「愛と幸福を運ぶお父さんに乾杯」と。
いったんは怒りをあらわにするも、許し・受け入れる事で
感謝の気持ちが出てきます。
「余分な人口が減る」というスクルージが発した心無い言葉が、のちにスクルージに戻ってくる。と言う場面も・・・
未来の幽霊が見せた光景はなんと、スクルージの死を町中の人が喜んでいる場面です。
鎖でグルグル巻きにされ、身動きが取れない場面も。
その鎖の重さと長さは自分が決めたもの。
自分で自分を縛り付けている、と言う場面もあり、スピリチュアル的に考えると
思い込みが自分自身を苦しめている、という解釈にもなります。
過去、現在、未来の各幽霊との場面でスクルージ本人にブーメランとなって返ってくる、因果応報を表しているようです。
幽霊たちはアドバイス的なことは一言も言っていません。
ただ彼に自分の人生を振り返らせしっかりと見つめる事、現実を見せ、そしてどのように人生を終えるのか。
何をどう思い、どうすればいいかは自分で考え、未来は変えることができる、ということを示しているようです。
最後はスクルージが改心してハッピーエンド。
自分が変われば周りも変わる。
スピリチュアルのお手本みたいな映画だなぁ~と思い、今年も「クリスマスキャロル」を観ましたが、この映画はスピリチュアル映画ではなく「クリスマス映画」です。
気になる方は一度観てみてください。
ディズニーバージョンもあるので、お子さんと一緒に観るのもおススメです。
「クリスマスキャロル」心温まる名作です。






