屋久島農業日記                         ~農家という立場から屋久島を考える~

屋久島農業日記                         ~農家という立場から屋久島を考える~

農大を卒業後屋久島に帰島し、家業である農業をしています。農業の内容だけでなく屋久島のことや集落のことなどさまざまなことについて書いていけたらいいと思っています。

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7月から更新を怠り申し訳ありません<m(__)m>実は一か月ほど別な仕事が入り畑に行っていなかったので農業ネタがなかったんです。この別な仕事は我が家の経営にもかかわることなのでまたそのうちブログで報告しますね。



さて、約一か月ぶりの農園で最初に行った仕事は、ぽんかんにマルチを被覆する作業でした。我が農園では太田ぽんかんという品種のぽんかんが数本植えてあります。このぽんかんは早生種で屋久島で多く作られているコウショウ系のぽんかんよりも早く色が付きます。



しかし、太田ぽんかんは糖度が低いという欠点も同時に持っていて約1~2度ほど糖度が下がってしまいます。そこで、試作としてマルチ被覆で糖度を挙げてみようと考えたのです。



このマルチ資材は防水透湿性のもので雨など上からの水分を防ぎ地面から蒸発する水分を逃がす働きがあります。なので必然的に土壌は乾燥して水分ストレスで糖度が上がるというわけです。



しかし、屋久島の場合は雨が多いこともあり土壌の乾燥があまり進まないとされているので結果がどうなるのかはまだわかりません。少しでもいい結果が出ることを期待したいですね。


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それでは今日はこの辺で(^o^)ノシ



わが家ではコーヒーの栽培を新しく手掛けています。五年ぐらい前に『緑茶は飲まなくなってもコーヒーを飲まなくなることはないだろう』という考えから栽培を始めました。


種から育てて一昨年に定植し去年の記録的な寒波にもかろうじて耐えたコーヒーの樹が今年やっと花をつけて実をならしてくれそうです。



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樹の高さ的には大きいもので1m50くらいです。小さな白い花が葉っぱの根元から咲きます。


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そして花が散ると指の爪ぐらいの大きさの実になります。現在約400本のコーヒーを植えています。今年はその7割ぐらいに花が咲いていると思います。屋久島産コーヒーが飲める日も近いかもしれません。



それでは今日はこの辺で(^o^)ノシ




わが家では現在作業を委託されている果樹園があります。(なぜそうなったかは面倒なので割愛します)


今回は一回目の作業ということで更新をしようと思います。今回の作業内容はズバリ『せん定』作業です。二年間ほど放置していた園なのでそれなりにひどい有様です。



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具体的に何をするかというとまず、枯れ枝を落としていきます。


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枯れ枝は名前のとおり枯れた枝です。これがあると病気の発生源になります。一通り枯れ枝を除去していくと、たんかんのよく発生する病気と遭遇します。


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それがこれです『赤衣病(あかごろもびょう)』この病気の厄介なところが菌が少しでも残っていると再発してしまうというところです。なので罹病部分よりもかなり下のほうで切除しなくてはいけません。


病気部分を切り取ったらそこに薬を塗ります


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これは癒合剤といわれるもので切り口の殺菌をしその部分からの病気感染を防いでくれます。しかし、枝を切った個所すべてに塗るわけではありません。もし全部塗っていたらそれだけで日が暮れてしまいます。(薬を塗布する目安としては親指以上の太い枝を切ったときに塗ります)


枯れ枝や病気の枝を切除したら、次は樹の高さを低くしていきます。


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写真ではわかりにくいですがかなり低くなっています。通常の場合樹の高さはあまり気にしませんが、この畑の場合サルや鹿、ヒヨドリの対策で写真にもあるようにネットを張らなくてはいけないので樹を低く仕立てていきます。


大まかですがこのような感じで作業を行いました。今年の収穫量としてはキャリーで1~3ぐらいではないかと思っています。文章がへたくそですが作業委託園は何か作業をするたびにこのブログで更新したいと思っています。



それでは今日はこの辺で(^o^)ノシ