優しき罪人（つみびと）　★★★

キャスト

キム・ヒャンギ

タン・ジュンサン

ユ・ジェミョン

キム・ホジョン

5年前に交通事故で両親を亡くしたヨンジュ（ｷﾑ･ﾋｬﾝｷﾞ）と

高校生の弟ヨンイン（ﾀﾝ･ｼﾞｭﾝｻﾝ）

ソウルの下町で慎ましく暮らしていたが

叔母夫婦（ﾁｬﾝ･ﾍｼﾞﾝ）が家を買いたいという人を連れてくる

ヨンインは叔父たちに飛びかかって追い返す

警察からヨンジュに

店舗強盗の若者たちの中にヨンインがいたという電話が入る

判決前に示談金300万ウォンを支払えば

少年院への収監を免れると言われ叔母に頼みに行くが

両親の賠償金は借金返済、二人の学費でお金は消えたと追い返される

求職中のヨンジュはチラシのローン会社に電話をすると

利息の先払いで貸せると言われ金を振り込むが

金は振り込まれず詐欺だと分かる

絶望に打ちひしがれるヨンジュだが

両親の事故の判決文が入った封筒が目に入る

加害者の名前と住所が書いてあり

ヨンジュはそこへ向かう

インターホンを鳴らしても反応がなく

裏に回り様子を見ていると

家から女性ヒャンス（ｷﾑ･ﾎｼﾞｮﾝ）が出てきてその後をつけると

下町にあるスンイル豆腐屋に入って行った

バイト募集の紙が貼ってあった

店を離れてタバコを吸っている店主サンムン（ﾕ･ｼﾞｪﾐｮﾝ）に

とっさにバイトがしたいと言ってしまう

翌日からヨンジュは、スンイル豆腐店で働き始める

店はサンムンとヒャンス夫婦が切り盛り

仕事が一段落すると

3人はヒャンスが用意した昼食を共に食べた

ヒャンスは勤務を終え、帰るヨンジュに

家で食べるよう豆腐や総菜を持たせるが

ユンジュンは帰り道それを捨てるのだった

ヨンジュに鑑別所から出頭するようメールが送られてくる

示談金を払えば弟は少年院に入らずに済むがお金はなく

その夜、ヨンジュは迷った末スンイル豆腐店に忍び込む

ヒャンスが売り上げを入れた缶の容器をこじ開け

丸めた札束を手にした時

シャッターが開いて酔ったサンムンが店に入って来る

怯えるヨンジュを抱きしめサンムンは

スンイル悪かった

相手がスンイルでは無いと分かった時、彼は突然倒れる

ヨンジュは店から走って逃げ出すが

その後、店に救急車が到着しサンムンを搬送

ヨンジュはスンイル豆腐店の様子を見に行くと臨時休業の張り紙

そこへ彼女に気付いたヒャンスが声をかける

ヒャンスはヨンジュを自宅に招き

人工呼吸器が付けられ寝たきりで反応の無い息子スンイルを紹介した

数年前のこの時期に

夫のサンムンは交通事故を起こして懲役になり

この時期になると夫は酒に溺れ

自殺未遂を図ったこともあるとヒャンスはヨンジュに話す

ヒャンスは今回、通報してくれたヨンジュに感謝してると言い

ヨンジュが金に困っていることに気付かなくてと詫びる

謝罪するヨンジュにお金の入った袋を渡すと

ヒャンスは働きながら返してくれれば良いと告げる

あなたが良い娘なのは

この私が一番知っている

逃げるように帰宅したヨンジュは複雑な思いに・・・

帰宅したヨンジュは複雑な思いに・・・

示談金を払ったおかげで

弟ヨンインの判決は軽いもので済む

サンムン夫婦に招かれ、家で焼肉と酒をご馳走になるヨンジュ

ヒャンスは彼女に無理に働かず

勉強して高卒認定資格を取るよう勧める

帰る際ヨンジュにヒャンスがマフラーを巻いてあげ

サンムンが車で送り届ける

サンムンは

息子があんな姿になったのも

自分の罪の報いだ

ヨンジュが来たおかげで妻も明るくなり

あんな笑顔を見るのは久しぶりだ

心から感謝している

ヒャンスは休みの日

ヨンジュと買い物に出かけ服を買ってあげる

そんな時

弟のヨンインが喧嘩騒ぎを起こしたと警察から電話が入る

サンムンに送られ交番に身柄を引き取りに行くヨンジュ

サンムンの車で帰宅途中

親と話し合うべきだと言うサンムンに

ヨンインが

両親は死んだ

ヨンインは姉が勤め先の経営者に

両親の死を話していないことにひっかかる

ヨンインは姉にサンムンはどこかで見た顔だと告げる

翌日、両親の交通事故の裁判記録に目を通したヨンインは

サンムンは事故の加害者だと気付く

ヨンジュに写真を見せ

両親を殺した相手だと告げるヨンインに

ヨンジュはわかっていると言い返し職場に戻る

帰宅したヨンジュを責めるヨンイン

ヨンジュは彼らは私たちを助けてくれ

私を愛してくれる良い人だと反論

ヨンインは自分が殺した人たちの娘だと

わかっても受け入れてくれるのか尋ねる

ヨンジュは夜道を泣きながら走り

サンムンとヒャンス夫婦の家を訪れる

ヨンジュはサンムンが交通事故で死なせた夫婦の娘だと打ち明け

最初は復讐する事も考えたが

今は本当に2人が好きになったと話す

あの娘に申し訳ないと涙を流して訴える妻に

サンムンがただ力なく謝る姿を

黙って聞いていたヨンジュは家を出て歩き

漢江にかかる橋の手すりから身を乗り出す

朝日が昇ると共に鳥の声が聞こえ

ヨンジュは泣き始め、崩れるように欄干にもたれかかる

ひとしきり涙を流したヨンジュは

立ち上がると1人歩み始める

感想は・・・

キム・ヒャンギとタン・ジュンサンだったので視聴して見た

何だか物足りず・・・😅

橋で身を乗り出したけど

また歩き始めたヨンジュはどうなったのか・・・

観ているものに想像させる終わり方でしたが

この終わり方には私は

いつもモヤモヤします

「アンナ」思い出しました

その後、アンナは雪国での姿がありましたが

『アンナ（ディレクターズカット版）』アンナ　　★★★★ キャストペ・スジキム・ジュンハンチョン・ウンチェパク・イェヨンイ・ユミは、テイラー店を営む父親（ﾁｪ･ﾖｼﾞﾝ）…

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交通事故の遺族を知っていますが

被害者は加害者の顔を知らないほうが

ましなのではないのだろうか・・・

恨む相手の顔がはっきりする方が

思いが余計に強くなりそうで

余計に自分が辛くなりそうだ

キム・ヒャンギが弟の面倒を見ているのだけど

顔が幼くてタン・ジュンサンと双子でもいいくらい😅

タン・ジュンサン

「ムーブ・トゥ・ヘブン～私は遺産整理士です」で初めて見ましたが

この時と比べるとまだ幼いです

４年間で少年は顔がすごく変わりますね！😅

『ムーブ・トゥ・ヘブン～私は遺品整理士です』ムーブ・トゥ・ヘブン～私は遺産整理士です　　★★★★★ キャストタン・ジュンサンイ・ジェフンホン・スンヒチ・ジニアスペルガー症候群の…

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何が物足りなかったか・・・

人工呼吸器をつけている息子はどうして？

サンムンは自分の罪の報いだと話すけど

ヨンジュの両親との事故の罪と言うことなら

そういう罪は嫌い

ヨンジュに対しては加害者なのに

反対にヨンジュを拒んだ側になったような気がする・・・

知ってしまったのなら

亡き親の代わりに

せめてもの償いとして

姉弟を見守ってあげられないのか・・・？