モガディシュ~脱出までの14日間  ★★★★

 

 

 

 

キャスト

 

キム・ユンソク

ホ・ジュノ

チョ・インソン

ク・ギョファン

 

 

 

 

 

 

当時のアフリカ諸国は国連で最多の投票権を持ち

韓国の外交戦略の鍵を握る存在だった

1987年韓国政府はソマリアの首都モガディシュに外交官を派遣した

韓国は、国際社会に認められようと国連の加入を試みていた

北朝鮮もまた、外交戦を展開していた

 

1990年 ソマリア国立大学

駐ソマリア帝国のハン・シンソン大使(キム・ユンソク)は

妻のキム・ミョンヒ()、書記官のコン・スチョル()と共に

ロビー活動にいそしんでいた

「韓国 ソマリア 技術研修支援団発足式」という垂れ幕を持って

ソマリアの人たちと並ぶと、ミョンヒが持つカメラに笑顔を浮かべた

 

 

 

 

 

モガディシュ国際空港にカン・テジン(チョ・インソン)が降り立つ

駐ソマリア帝国大使館の参事官を任命され、やってきた

ハン大使はカンに「すぐ大統領の面談へ行こう」と言い出すが

15分遅刻し、面談がキャンセルされていた

 

 

 

バーレ大統領が2階吹き抜けの廊下を

北朝鮮のリム・ヨンス大使(ホ・ジュノ)と

歩いているのを見たハン大使は、あぜんとする

北朝鮮もソマリアに取り入ろうと、必死なのだった

 

 

北朝鮮のテ・ジュンギ参事官(ク・ギョファン)は現地人を金で雇い

ハンたちのスーツケースを奪取し

面談に遅刻させる妨害を行なったのだった

 

 

大使館に戻ったハンたちは韓国側の機密が漏れたのは

大使館の職員にスパイがいるのではないかという疑惑になり

コン書記官とカン参事官が揉める

 

 

 

 

 

カンが1枚の写真を差し出し

それを見たハン大使は驚きの表情を浮かべる

 

ソマリアでは内戦が激化しており

モガディシュでも反乱軍が集結しつつあった

反乱軍を率いているのはアイディード将軍で、

兵士らが持つ武器は北朝鮮製だった

ハン大使とカン参事官はソマリアの外務大臣と面会

北朝鮮が反乱軍に武器を渡していることを教えると

外務大臣は韓国側に金品の支援を要求

 

 

 

 

 

そのときホテルの外で、爆発や銃撃の音が・・・

ソマリアでは日に日に暴動が激しくなっていた

 

反乱軍によってバーレ大統領を糾弾するビラが町にまかれる

各大使館には反乱軍による、統一ソマリ会議声明書が送られた

大使館員らの立場が危ういものとなり

撤収すべきだとミョンヒが言いう

 

 

 

 

 

 

ハン大使は妻だけ先に帰国させようと考え

飛行機の切符の手配をしに出かける

町の市場では強奪が起きていて大混乱

切符を買うどころか、銀行も旅行代理店も閉鎖されていた

大使館にも「外国人は出ていけ」と投石が始まり

危険を感じた大使館員らは、政府関連の極秘資料を燃やす

電話線も切られ、火炎瓶が投げ込まれるが

政府の軍隊がきて制圧

 

 

 

 

 

 

ソマリア内戦は本格化し

外では暴力と銃撃、殺戮が続き、大使館は孤立

ハン大使の要求は通り、韓国大使館に警備がついた

 

 

 

リム大使らは車やインスリン

残り少ない食料まで取り上げられた北朝鮮の大使館

 

リム大使ら10名強の大使館員らは中国大使館へ避難しようと夜の往来を移動

しかし、中国大使館の周囲を反乱軍が取り囲んでおり頼れそうになかった

韓国大使館が武装警察に守られているのを見たリム大使は

韓国大使館に助けを求めようと考えた

いままで張り合っていたのに恥をしのび助けを乞うた