新・感染 ファイナル・エクスプレス  ★★★★

 

 

キャスト

 

コン・ユ

キム・スアン

チョン・ユミ

マ・ドンソク

チェ・ウシク

チェ・ウシク

 

 

 

 

 

 

 

農村地帯で伝染病が発生し街道を走る車が消毒を受けていた

一台のトラックが脇見運転をしていて

道路に飛び出してきた鹿を跳ねてしまう

その鹿は立ち上がり、白く濁った目で周囲を見回した

 

 

 

 

 

 

ソウル証券会社に勤め多忙な毎日を送っていた敏腕ファンドマネージャー、ソグ(コン・ユ)は

別居中の妻と娘スアン(キム・スアン)の親権を争っていた

 

ソグはスアンに誕生日のプレゼントとしてゲーム機を贈るが

そのゲーム機はすでに子供の日に贈っていたのと同じ物だった

他に欲しいものはないかと聞くと

スアンは、釜山にいるお母さんに会いたいと言いった

 

 

 

 

 

同居していた彼の母がスアンの学芸会の様子を撮影したホームビデオを見せると

スアンが途中で歌えなくなる様子が映っていて

スアンはソグが学芸会を見に来るのを楽しみにしていたのに・・・と

 

いたたまれなくなったソグは

スアンを母親のもとに連れていくことにした

翌朝、早朝に自宅を出たソグとスアンは車でソウル駅に向かう

 

 

ソグとスアンの乗った釜山行きの高速列車KTXの発車寸前

ホームに続く階段で何か騒ぎが起き

一人の女性が閉じかけたドアに駆け込んできた

 

 

 

 

 

スアンがトイレに行こうとすると、誰かが閉じこもっていて

車掌がそのトイレをこじ開けると、中にはホームレスらしい男が震えていた

男は「みんな死んだ……」とうわごとのように呟いている

 

 

発車直前に駆け込んできた女性は倒れ、死んでしまうが

すぐに体を起こし介抱していた客室乗務員に襲い掛かってきた

 

 

 

 

 

 

女は客室乗務員を喰い殺すと居合わせた乗客に襲いかかってきた

さらに死んだはずの女性客室乗務員も生き返り別の乗客に襲いかかる

噛まれた者がすぐに怪物として復活し車内はパニックに

 

乗客たちは車掌の指示で前の車両に避難

 

 

スアンを探していたソグはスアンを見つけて

間一髪のところで乗客のサンファ(マ・ドンソク)に助けられ前の車両に駆け込む

 

 

 

 

 

 

車内放送が流れ、車内で暴動が発生したことや

列車は次の駅で停車をせずにそのまま通過すると伝えられる

 

車内に設置されたテレビではソウルからの放送で

周辺地域に暴動の被害が広がっていることが報道がされていた

列車が天安牙山駅にさしかかると

そこには救いを求めて列車にすがりつく人々や

彼らに襲いかかる血まみれの感染者たちの恐ろしい光景があった

 

 

 

 

 

車長が本部と連絡を取り大田駅に軍隊が集結していることがわかる

その情報が車内に放送され、列車が大田駅に停車することになった

 

 

サンファの妻ソンギョン(チョン・ユミ)は妊婦で

サンファがまだ名前も決められないとソンギョンが優柔不断さをからかった

ソグは密か軍にいる個人投資家の顧客に連絡し

大田駅もすでに危険な状態にあることを聞かされる

ソグは有望な銘柄を教えるからといって交渉し

自分と娘だけを別の出口から逃がすとの約束を取り付ける

 

 

 

 

 

列車を降りた乗客たちは中央出口へと向かったが

ソグだけはスアンを連れて別の出口へ向かう

感染者した兵士たちが大量に押し寄せてきたのです。

 

さらに中央出口に向かっていた乗客たちも感染者となり

生き残った者は必死で列車に戻っていた

 

ソグは再びサンファに助けられ

乗客のヨングク(チェ・ウシク)やその仲間の野球部員たちとともに

駅のホームに続くガラス扉を必死で押さえた

 

 

 

 

ヨングクの仲間の野球部員たちたちが感染者に襲われ、

ソグとサンファとヨングは

なんとか加速しはじめた車内に飛び乗ることに成功

 

9号車にいた3人

そこにソンギョンとスアンはインギルやホームレスの男とともに

13号車のトイレに隠れているというのだった

ソグたちは助けるため感染者の群れを突破する決意をする

 

 

 

 

 

 

10号車に突入した彼らは激しい格闘の末、なんとか突破

列車がトンネルに突入し、車内が暗くなると感染者たちが動きを止めた

ソグたちはなんとかその場を切り抜け

無事にデッキのトイレに到着

 

 

 

 

ヨングクは電話で安全な15号車にいるとジニに自分たちの無事を知らせ

そちらの車両に向かうと告げた

なんとか無事に14号車を通り抜けて到着したソグたちだったが

サンファが噛まれてしまう

サンファはソンギョンに子供の名前を言い残し

感染者たちを食い止めるため自らを犠牲にしてその場に留まった

 

 

 

 

 

彼の犠牲で時間を稼いだソグたちは15号車に逃げ込むことに成功

しかしヨンサクにソグたちは16号車のデッキ部分へと追いやられてしまう

ジニ(アン・ソヒ)もヨングクと行動を共にした

 

ソグは不安がるソアンを安心させようと

必ずお母さんのところに連れていってあげると約束する

ソアンはあの学芸会で歌おうとしたのは父親のための歌だったと言い

ずっと一緒にいてとお願いした

ソグはソウルの会社に残った部下からの通話で

釜山は感染の封じ込めに成功して安全らしいと聞かされる

 

 

 

 

 

次の瞬間、15号車は悲鳴に満たされ

ソグたちは閉ざされたドアに血しぶきが飛び散るのを呆然と見つめた

途中の東大邱駅で横転したコンテナに線路が阻まれ

やむなく列車を降りた

 

 

 

 

 

ヨングクとジニは他の一行と離れ離れになってしまう

二人は感染者のいない車両を通り抜けて

仲間たちと合流しようとしたが

足を噛まれたジニは感染

ヨングクはただ彼女を抱きしめる他なく

やがて発症したジニに噛まれてしまう

 

 

 

 

 

 

動力車が走りだそうとしているのに気づいたソグたち

大量の感染者たちが迫ってくる中、なんとか飛び乗った

 

 

 

 

 

安堵して動力車の運転席に向かったソグでしたが

感染したヨンサク(キム・ウィソン)と戦い

なんとか動力車から振り落とせたが、噛み傷を負っていた

 

 

 

 

 

ソグは発症するまでにソンギョンに列車のブレーキを教え、

スアンに別れを告げて走る動力車の後部へと向かった

ソグは生まれたばかりの娘を抱いたことを思い出しながら

微笑みを浮かべて動力車から身を投げた・・・

 

 

 

 

 

 

釜山に近づく動力車はトンネルの手前で

死体やバリケードの残骸で、ソンギョンは動力車を止め

スアンとともにトンネルに向かった

 

 

トンネルの出口では釜山を守る韓国軍兵士たちが銃を構えていた

銃口がソンギョンの頭に向けられ、引き金が引き絞られようとした時

トンネル内を歩くスアンが父親を思って歌う声が聞こえ

兵士たちは彼女たちが生きていることがわかり

二人を助けるために一斉にバリケードから出て行く・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

ホラー映画で泣いてしまったのは初めてです

そもそもホラー映画は苦手なので

ほぼ見ないのですが

韓国映画に多いのか、何故か時々見てしまいます

今、私たちの学校は」より

グロテスクではなかった気が・・・

 

 

 

子役のスアンに泣かされました

鳴き声が心を揺さぶる泣き声でした

悲鳴にも近いような・・・

うまいわあ

 

 

 

トンネル内で歌ったアロハオエの歌声にも泣かされた

映画には20本以上出ているようです

 

 

タイトルの「新・感染」って新幹線と関係あります?

それとも、以前に感染という映画があったのかしら・・

にしても😅

 

 

マ・ドンソク

やはりどこでも強い!

筋肉の塊のようで一撃が効きそう

 

 

 

 

 

しかし、妻が妊婦でチョン・ユミが走るたびに

無理でしょう~と思いました😅

 

 

夫婦が別居していて

スアンの誕生日に同じものを渡したり

学芸会に行けなかったり

仕事に没頭していたソグでしたが

母親に会わせるために列車に乗った時点から

スアンを守るだけの父親になった

そして父になる」がちらりと浮かぶ

 

 

 

 

感染者、ゾンビですが

あんなに大量に追いかけられたら

もう、恐怖で

嚙まれたほうが恐怖から逃げられる気がしてしまいます

皆、噛まれちゃったし・・・

ウシクも~ドンソクも~

コン・ユまで

 

 

キム・スアンの泣き声と歌声に

揺さぶられた映画でした