万引き家族  ★★★★

 

キャスト

リリーフランキー

安藤サクラ

樹木希林

松岡茉優

城桧吏

佐々木みゆ

 

 

 

 

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、

治(リリーフランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、信代の妹の亜紀(松岡茉優)の4人が

転がり込んで暮らしている

彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝(樹木希林)の年金だ

足りない生活費は、万引きで稼いでいた

 

 

 冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子(佐々木みゆ)を、

見かねた治が家に連れ帰る

体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする

こうして6人での生活が始まる

 

 

 

 

祥太が行った万引き事件がきっかけで、家族は警察に連れて行かれた。

亜紀が警察で全てを話し、りんの未成年者誘拐、初枝の死体遺棄など

一家が犯してきた罪状は信代がひとりで引き受ける。

その後、信代は刑務所に入り、祥太は児童保護施設に入居し、治は一人暮らしを始める

 

 

 

 

 

感想はと言いますと・・・・・

 

パルムドール賞受賞

 

 

 

上映中から見たかった映画だったのに、今ごろ視聴^^;

安藤サクラ、両親のことは知っていましたが、彼女を見るの初めて

印象に残ろ女優さんでした

演技には見えなくてリアルというか自然と言うか、泣くシーンは

カンヌ映画祭で審査員であるケイト・ブランシェットに絶賛されたようです

「なんて呼ばれているの?」

家族だったのだけれど、家族ではなかった…家族って何だろう?という問いかけです

血のつながり、時にはこれが哀しい現実になるときもあります

 

「血縁とはうまくいかなかったけど、色んな人と縁を結んだ。」これは吉田秋生の『海街diary』で

、とある登場人物の人生を振り返る時に登場する表現だそうで

血縁関係だけを家族と呼ぶのか・・・・

 

 

 

 

 

それぞれの名前に関係性と意味があり、

治は初枝の息子の名前

信代はその息子の嫁の名前

祥太は治の本当の名前

凛は子どもの時に信代に唯一優しくしてくれた友達の名前

さやかは亜紀の実妹の名前

 

 

 

初代を埋めた時は驚きました

生活保護は受けられず、初枝の年金と治の日雇い日当そして信代のパート代

そして万引きで生計を立てている

小さな古い家に雑魚寝状態

ビールは飲むのね

愛を受けずに育ったり生きてきたりしたけれど

先の人生は考えないのか?今更考えられないのか?不安で押しつぶされそうにならないのか?

 

 

「愛情」が人生を左右する・・・知識としてそう思ってはいるけど、脳科学的に仕組みが気になる

 

 

城桧吏くん、かわいかったなあ

イケメン

将来が気になる