悲しみよ、さようなら   ★★★★★

 


 

キャスト

 

パク・ソヨン

オ・ヨンス

キム・ドンワン

イ・ジョンウォン

カン・ナムギル

シン・ドンウク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就職活動中のフリーターの青年ハン・ジョンウ(キム・ドンワン)

彼はハン家の複雑な家庭の事情で

戸籍上はハン家の4兄妹の長兄ソンジェ(カン・ナムギル)の息子として生きてきた

ところがジョンウは後に実は自らがソンジェの異母弟だったことを知る

 

 

 

 

 

自らの出生の秘密に戸惑うジョンウは

裕福なチャン家の長女ソヨン(パク・ソヨン)と出逢うが

すでに彼女はパク家の長男ドジン(シン・ドンウク)と婚約が決まっていた

その上ドジンの父親のイルホはハン家とは因縁浅からぬ間柄だった

 

ソヨンはドジンを愛していないことに気付き

母の猛反対を押し切りジョンウとの愛を貫く

ジョンウはソヨンと愛を育む一方ソンジェの亡父が

営んでいた製麺工場の再建に乗り出す

 

 

 

 

ハン家次男のソンギュ(キム・イル)はうだつの上がらない兄弟たちとの関わりに

うんざりしていた

三男ソンミン(イ・ジョンウォン)は会社が倒産し離婚

ドジンの姉イルホ食品社長の娘ヨジン(オ・ヨンス)は

10年前に父に仲を引き裂かれたソンミンのことが未だに忘れられず

ソンミンの離婚に対して自責の念に駆られ悩む

末っ子で長女のソンミ(キョン・ミリ)は夫と死別し幼い子を残し出戻り

 

 

 

 

やがてジョンウは工場のスポンサーである女社長ヘソン(キム・ヘスク)が

自分の実母ではないかと疑う

当のヘソンは裏稼業に身を置いているため自らの素性を明かさない道を選ぶ

だがジョンウの恋人のソヨンがジョンウとヘソンの本当の続柄を知ってしまう

そこでジョンウはヘソンに真実を明かすように迫るが

ヘソンは実子の前途を案じるがゆえに敢えてジョンウを冷たく拒絶する

ところがヘソンの思いやりは裏目に出て

自暴自棄に陥ったジョンウは交通事故に遭ってしまう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・
 
 
 

 

 

 

 

 

 

本当に良いドラマでした

「家族」と「許す」が軸になっています

長い間対立していた兄弟が冴えないけれど善人である長男の家に集まり

葛藤を経て和解し、兄弟愛を再生していくのです

 

 

 

 

最初は不甲斐なく見えたソンジェだけど

この長男だから家族みんなが幸せになれた気がします

妻のソノク(チェ・ラン)も神様みたいな人でした

自分たちを苦しめた敵に

 

 
ありがたく謝罪を受けます 憎しみと恨みの気持ちを取り去ってくれてありがとうございます

 

なんて言えるのですから

こういうのを見ると「北風と太陽」を思い出します

責めて責めて相手を変えることはむつかしい

どんなに憎い相手でも愛と優しさを向けないといけないのか・・・

 

 

 

 

ジョンウとソヨンの恋が爽やかでとても良いのです

ソヨンの父(チャン・ヨン)がジョンウを気に入った理由が

 

 

他人を気遣うし正直で誠実で情がある 

自分は何者でもないけどお前を失望させない自信はあるそうだ

その言葉に感動した 

何でもできるというよりよほど信じられる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソンミンとヨジンの方の恋は

どうもヨジンが出しゃばっている気がして好感が持てなかった

 

後半ジョンウの出生の秘密がわかってくる間ぽろぽろ涙が出た

キム・ドンワンの演技が光ってました

本当に良かった、このドラマ