2007年にシングル曲として発売、PVには北乃きいちゃんが登場する。去年、八王子少年〜春よ、来い〜が発表されるまでは、シングルとしてはこの曲が最後だと思われる。
I SING, I SAYは愛し愛せ、だったが、こちらはYou may not sayに掛かってると言われている。
まぁシングル曲なのもあってか、好き勝手にラップをしてるというよりは、変則的なリズムもなく、ある程度決められた枠の中でLITTLEらしさを出していく必要があったのかなという印象。なので、当時聴いていた頃は、他の曲の方がLITTLEっぽくて良いなぁと思っていて、そんなに好きではなかった。
時間が経ち、改めて聴くと、心地よいフローもいいな、と。単なる私見だが、個人的にはLITTLEのラップの上手さの一つに軽快さというのがあると思っていて、それがこの曲でも出ていて素晴らしい。2バース目の
「何故しがみつく もう出会いの日には戻れないのに まだ燃えないゴミ のように 埋め立て埋め立てて蓋して 君越しに見た夢だけで暮らしてる」
のところとか良くて何回もリピートしたくなってしまう。
あと、1バース目の入りと2バース目の入りが俺と君の対比になってて、かつ韻も共通しているところにこだわりを感じる。
ハードなラップを聴きたいときには向かないが、口ずさめるくらいの感覚で聴きたい曲。
星★★★★