先日、お世話になった会社の先輩が癌で亡くなった事を知った。

本人が知った時点で末期癌だったらしく3月に会った時には全てを理解した上で肺癌なのに、脳に転移してるのに、笑いながらタバコを吸ってた。

宣告された余命をとっくに過ぎてるからいつ死んでもおかしくない状態で生かされてるってな事を言ってた。

笑いながら言ってる先輩の、本当の胸の内は決して理解出来ていないんだろうとは思う。

最初は何をするにも「俺には残された時間が無い」って感じていた事も事実、余命を過ぎていながら「いつ死ぬかわからないまま毎日を過ごしている」事も事実、ただ、「余命数ヶ月なんて中途半端な事を言わず、何月何日にアナタは死にますってはっきり宣告してくれた方がよっぽどラク」って言ってた事も事実。

誤解を招く言い方かも知れないけど、命がかかってる人の「言葉の重み」や「悟りの境地を拓いたかのような言動」を尊いものを見ているかのような感覚で先輩と「最期の会話」が出来た事で、人間として少し成長させてくれたような気がする。

でも自分が同じ状況に身を置かれた時、同じような生き方が出来る自信は、これっぽっちも無い。

帰りのバスに乗って、これを書いてるだけで泣きそうになっていた…って言うか、どうも泣いてしまってたような気がする。

先輩、お世話になりました。

忘れないように、一発目に残しておきます。

今の自分は「生きるも地獄」「死ぬも地獄」であれば生き地獄を選択します。