幼い頃、良くごっこ遊びをした人は多いと思う。

私は世代的にセーラームーン、レイアース、ラピュタ、ウテナなど多ジャンルのごっこ遊びをした。

セーラームーンごっこなんて、母にエプロン型のコスチュームを作ってもらい、服装からなりきったし、髪型をツインテールにしたりした。


おそらくこれが大人の遊びになるとコスプレと言う文化に繋がって行くではないだろうか。


コスプレも様々でレイヤーと呼ばれる域に行く人もいれば、ただハロウィンの時に楽しむ人、プレイの一環として遊ぶ人と三者三様。


もっと軽いとこだと、自分の好きな芸能人と同じ髪型にしたりブランドの同じ服を着ること。


髪型はその時人気のある芸能人と同じにすると、だいたい異性受けが良い。

(ただ、個人個人顔の形が違うのでそっくりそのまま真似るよりは、形に合うように若干前髪や長さを変えたりしないとただ痛い人になるから注意しよう)


服が好きな芸能人の場合は「〇〇の新作Tシャツ買っちゃいました」などSNSで情報をあげている。

ブランド側はそれをリツイートやいいねなどで拡散し、上手く経済を回す。

また「特定班」はブランドを特定し、情報提供や自ら買う。

それがファストファッションなら、好きな芸能人の好感度も上がるものだ。

ちなみに経験上、ユニクロやGUTシャツやadidas、ブランドのキャラクター、ブランド名がプリントされているTシャツに関しては特定しやすい。


私の大好きな神田沙也加様の好きな女の子のタイプは「わたしが着ていたお洋服やメイク、ヘアを真似ッコしてくれる子」だ。(これを知った時、声を上げて喜んだ。私やっ‼︎


好きな芸能人をコーディネートのお手本としてする人は「今日は〇〇ちゃん風コーデ」などと、似たような組み合わせで服を決める時もあると思う。


服には不思議な力がある。


好きな芸能人や憧れの芸能人と同じ服を着れば、その人に近づけた気がするし、コスプレだったらそのキャラになれた気がして、普段とは違う自分に出会える。


私は服をコーディネートする際、設定は大切であると思う。


モデルのぺこちゃんのインスタを見たことはあるだろうか?

彼女は服のコーディネートを載せる際、毎回そのコーディネートの設定がされている。

基本的にアメリカのドラマに出てきそうな女の子もモチーフにしている。


彼女はきっと毎日違う人を服で表現して、ファッションを楽しんでいると思う。


私は、一昨年ある舞台俳優が炎上した際に楽しみにしいた現場が叩きに叩かれる事態を逆手にとって「関係者席の女コーデ」をあみだし友人を笑わせたことがある。

そんな話を一昨年の新卒に話したのをすっかり忘れてて、去年の七月に同じ現場に行った際「今日は関係者の女コーデじゃないんですか?楽しみにしてたんですけど」と言われて、とんでもない遊びを思いついてしまった。


「関係者の女選手権」だ。


簡単に言うと、良く現場で見る推しの関係者席に座ってる女(彼女orセフレ)が着てるコーディネート再現選手権。


見たことないだろうか?

ファンとは違う異様な空気の人。

大抵、花柄のタイトスカートを履いている。

多分職業はいわずもがな。


推しに付き合って貰いたくない職業についてる女になりきる選手権を主催した。

(その職に就いたのは各々の理由があるから、職自体を否定はしないが、それとこれは話が別。付き合ってる女をそこで働かせてる推しも推しで問題である)


参加者私を含め三人。(全員同じ会社に勤めてる)


この三人キャバドレスとかめっちゃ検索してた。


設定は大事だからと、私ともう一人は役作りの為にTwitterを見て研究している始末。


自分達のこと「昼職」と言い始めるので大分ヤバい。


彼女達は日々大変なんだなと尊敬すると同時に、彼女達が推しと関係持った日にゃ絶対許さないと言う情緒不安定になる。


自分で言うのもなんだが気が狂ってると思う。


そんな私に問題が発生した。

やるからには主催だし、出会ってすぐに「優勝‼︎」と言われたかった。

しかし、薄々知ってはいたが花柄が似合わない案件。

しかも、メンヘラ女コーデで挑む後輩は「私、決まりましたよ‼︎」と意気揚々。


ちょっとコーディネートを聞いたらヤバかった。


勝てない。


このままでは負けてしまうが、花柄タイトスカート以外の関係者の女コーデとは

チェックスカートはもう取られてしまった。

次の現場までパンチが強い関係者の女コーディネートを考えなくてはいけない。


「関係者の女」に普段とは別の意味で悩まされていた。


精神的に悪い遊びだとは思うし、その格好で現場に行って叩かれそうな気もするが、良く考えて欲しい。


関係者の女は自腹でプレミア席座らないし、ブロマイドセットもランダムグッズを買わないっっっ‼︎‼︎‼︎


一律金額の座席ガチャで一気一憂する私達とは彼女達の心の余裕が違うのだ。


次の現場までコーディネートを考えつつ、役作りもしっかりしようと思うが、花柄が似合わない私は設定からやり直さないといけない。

後輩に舐められないよう、優勝を狙いたい。


そして今年、愛人コーデを披露したところ絶賛だった。


だが、まだ優勝は遠い。


服のコーディネートで人生ここまで楽しめる。


好きな人と会う時はその人が好きそうな格好で会いに行く。

お気に入りの服を着て、勇気を貰う。


服には素敵が沢山詰まってる。


さて、明日は何を着ていこう。