先週金曜日、美杉にある三多気(みたげ)の桜を見に行ってきました。
1.5kmにわたる急勾配の沿道に5000本もの薄墨桜の老木が立ち並んでいる。
ここは標高があるせいか今でも桜が咲いているのが見られる。
当日はあいにくの雨であったが遥かな山並みに雲が舞い降りる様がなんとも幽玄な美しさを醸し出していた。
山と、雲と、桜と、棚田。
多くのカメラマンが一眼レフで撮影している中、iphoneで動画を、携帯で写真を撮った。
沿道の茶屋を越えたあたりで空気が急に冷え込み、頭がキンキンと冷たい。
雨の日、ここへ来るには多くのカメラマンの様にヤッケかアノラックに長靴を装備したい。
軽装で来ていたカップルは寒さの余り早々に退散していた。
桜の花を携帯でマクロで撮って見た。
花びらが雨に濡れて飴細工のように見えるのだが、少々絵が暗く写ってしまった。
補正をかけると絵が潰れてしまうのであえてそのまま掲載した。
携帯カメラだとこんなものかな。
さて、下山するときにお婆さんが一人で沿道を登ってきた。
ところが息が上がってしまって立ち往生しているようだった。
お婆さん曰く「えらいなぁ。。。(キツいなぁの意味)まだ上があるんやろか?」と言われたので
「まだ大分ありますよ。でもあと少し、茶屋のところまで行けばなかなか良い眺望ですよ。」と答えた。
お婆さんは「ほうでっか。そんなら、もうちょっときばっていってみますわ。」と言った。
僕は「茶屋の辺りから急に冷えるから、急がんとゆっくり、ゆっくり、ね。」と言って見送った。
さて、茶屋には草もち、混ぜご飯、わらび、きび餅などが売られていた。
きび餅の色彩が実に美しく「あっ、これいただこうかな?」と言ったら
茶屋のおばさんが「でもなぁ、それはな、焼かなあかんに。今食べるんやったら草もちのほうがよろしいに。」
と言われたので草もちと混ぜご飯2人前を買った。
お値段の方は¥1200~¥1300だった。観光地値段では無いところが嬉しい。
混ぜご飯は茶屋のおばさんの完全な手作りでわらびの歯ごたえが例えようもなく良い。
おこうこ(たくあん)も糠の香りの良い田舎の漬物で美味しい。
草もちのほうは よもぎの香りが上品で、餡も丁度良い甘さで後口が良い。
沿道には薄墨桜以外にも 茶畑、杉、萱葺き屋根、水仙や椿の花々があるが実に手入れが行き届いている。
田舎なのになんて洗練された場所なのだろう。
夜はライトアップされてまた美しいらしい。
iphoneで動画撮影してUPしてみたけれど、所詮携帯なので限界がある。
今回はau iida G9のカメラとiphoneの動画を使用したが色んな種類のカメラで撮影するのは実に面白いものだと思った。




