四国八十八か所お遍路バスツアーの第1回に参加してきました。広島発の日帰りで、第一番から第五番まで、4980円の格安です。
朝6:30に自宅を出発、近くのバス停で乗車できます。
平日のツアーにも関わらず、満席でした。大半が夫婦、友人のようでしたが、私のように一人での参加もおられました。数周目の方が多く、今回が初回の方は少なかったようです。
山陽道、瀬戸大橋を通って四国に向かいます。
その途中で先達さんから、2時間程度、遍路の説明や作法の話、読経の練習などがありました。巡拝用佛品は全部揃えることを強く勧められるのかと思っていましたが、そのようなことはありませんでした。同行二人の金剛杖は、巡礼の間はずっと携えていなければいけないので、その覚悟がない方は購入しない方がいいといわれました。身に着けるものを一つだ選ぶのなら、和袈裟とのことです。
11:30頃、霊山寺に到着しました。
まず、団体用の佛品販売所に入って、各自で必要なものを購入します。下記が団体用の佛品販売所で、太子堂と廊下でつながっています。
私は、納経帳(小、2200円)と白衣(袖無し、1800円)を購入しました。それぞれ300円と200円の御朱印が押されていますので、その分も払います。納経帳と白衣には、さらに消費税がかかり、御朱印は非課税です。
いただいた納経帳です。
廊下でつながった太子堂に移動して、住職さんに法話をいただきます。「十善戒」のお話では、現代でこれを全部守ろうとしたら、ストレスで死んでしまうから、守ろうと少し努力する程度でいいですよということでした。
「十善戒」の中には、不邪淫(不倫など道徳に外れた関係を持たない)、不妄語(嘘をつかない)、不悪口(乱暴な言葉を使わない)などがあり、政治家の旬な話題に通じますね。
山門で一礼して本堂に向かいます。あのマネキン必要なのでしょうか。
明治の庭と太子堂
本堂の屋根は改装中でした。
本堂でお賽銭、納札、線香、ロウソク。種火があるので楽に火がつけられました。納札、線香、ロウソクは旅行社の初回限定サービス。
先達さんに従って、仏前勤行次第、般若心経、十三仏真言など。全部暗記している方もおられ、私はふりがなについていくのがやっとでした。
一通りのお参りを終えて、しばしの自由時間です。
多宝塔(1400年頃建造)
今回参加のバスツアー限定の八祖印をいただきます。そのために白衣を購入しました。限定御朱印に弱い私です。無料です。
白衣の霊山寺朱印と八祖印。真言八祖のお名前です。
八祖印を押していただいた後は、新聞紙をあてて奇麗にたたんで、今日は着ないようにと指導されました。しかし、風が強くてたためず、皺になってしまいました。
御朱印です。
八祖の印は御朱印帳にもいただきました。
御みえ 本尊は釈迦如来
次の第五番地蔵寺に向かいます。順路が入れ替わります。