うつせみ -19ページ目

うつせみ

愛猫と日記。



見えないものを
優しいものと履き違えて

両手にかき集めたら、
全てが崩れ落ちた
少しくらいの異なりを

その人の個性と見出せず

異なるものとして扱うが

普通だと判断する基準が

普通でなかった場合は

どうなるのだろうか。
「ほらね?」

涙に濡れた頬で
酷く鮮明に蘇る

言葉が終わりなら
きっと全て終わりだよ

愛おしいと思ったそこに
忘れ物をしてきて

酷く幼稚だと蔑んだ

安い言葉
必要なかったね

軽さを増す 貴方の銀色
少しだけの余韻 途方にくれた