食パンは放置されれば表面だけが硬くなる

私はいまそんな食パン。パンたろうである。

表面は断固受け付けないような素振りをして、実際は柔らかい。

表面が嫌ってしまっている。本心は柔らかく好きなのである。

硬くならなければならないという効力と柔らかく好きという効力が争っている真っ最中である。

正直さが勝つのか、時間が勝つのか。

これは自分のなかでも見ものだと思う。

ただただ、時間を立たせては硬くなってしまう。もったいない食パンに過ぎないのである。

最近涙さえも出ないのはきっと諦めてる部分があるから。
最近元気がないのもきっと諦めてる部分があるから。
最近病んでも病みきれないのはきっと諦めてる部分があるから。

そう、硬い食パンになりつつある。水を与えれば柔らかくなり、空気に触れていれば硬さは増す。

相手は空気に触れさせることをのぞみ、水を与えない。
水を与えてもらえるのは格好いい食パンさんと性格のいい食パンさん容姿のいい食パンさん。

もう、カビが生えてもいいのであろうか。
もう、自殺をしてもいいのであろうか。
自殺なんて簡単にできないと言う人がいるが硬い食パンになれば簡単に死ねるのだ・