300km | ぶらぶらぶら~り

ぶらぶらぶら~り

朝、カーテンを開けたら、空が青い!
さあ、今日はどこへ行きましょうかね。

                                     オオジュリン

 

 まだ見ぬ鳥を求めて、隣県までプチ遠征です。朝起きたら、どんよりと曇っていたので、出かける予定はなかったのですが、少しずつ晴れていくようなので、思い切って出かけました。近所に不幸があって、情報を頂いてすぐのお出かけでないのが心配。

 ポイントに着いて、あたりを探しましたが、姿を見つけることはできませんでした。桜の花を楽しんで、次の場所に移動です。去年は何度か通った場所、たくさんのカメラマンでにぎわったところですが今日は誰もいません。ウグイスとオオジュリンを撮って、帰ることにしました。「おお、そうだ、ここまで来たのだから、寄り道をして帰ろう。」 

 リベンジしようと思っていた渓谷へ寄りました。前回、カワガラスがいた場所に今日は何もいません。前回見つけた変わり咲きのユキワリイチゲは、花の色が変色していました。ヒイロチャワンタケはますます鮮やかになっていましたが、シロキツネノサカズキモドキは、消えていました。でも、あちこちにユキワリイチゲが咲いていて、この渓谷を春にも歩くべきなんだと実感しました。今日のお目当ては、タチネコノメソウです。前回見つけることができなかったのは、花の場所まで歩いていなかったから。今日こそたどり着けますように。

 ヤマネコノメソウはいたるところにあり、とてもきれいに咲いているのですが、タチネコノメソウがありません。『たっちゃん、どこにいるの?』 名前が短くなりました。探しやすくなりましたょ。途中、親子連れと出会ったので、目印の場所を訪ねます、すぐそこだということです。なんと、10歩歩いたら目の前にそれが出てきました。あたりを見渡すと、『たっちゃん』があります。一目見て、ヤマネコノメソウとは違う花だとわかります。かわいらしいという表現がピタリ。長年観察したかった花です。感激です。

 遠回りをしたので、この日の走行距離は300kmを超えました。我ながらよく走りました。