キヌガサタケがありました。
ずっと、ずっと、ずっ~と探していたキヌガサタケです。
「あっ、白いのがある。白いのがあるよ。」
最初に見つけたFさんの第一声です。
周りにいた者は、「何を言っているのだろう、白い花ではなくて、白いの?」
Fさんの指さす方を見て、周りにいたものも声を上げました。「ああっ、白いのだ、白いのがあった!」
みんな、ずっと、白いドレスを着たキヌガサタケを探していました。
みんな、黄色いドレスを着たウスキキヌガサタケは見たことがあるのです。
こんなところにあるなんて、びっくりです。
県道わきの、乾いた小さな溝のそば、ここのところの猛暑で、草もしおれかけています。
こんなところに!!!
ああ、見つけてくれたFさんのおかげです。
大勢で花散策をするって、やっぱりいいですねえ。