
先週土曜の午前中、 はじまったばかりの地底の森ミュージアム(富沢遺跡保存館)特別企画展、 『ザ・ハンター -狩人の石器-』 を見てきました。

旧石器時代、縄文時代、弥生時代…… 時代ごとに様々な道具が、石を素材にして作られました。 そのなかでも、石器を代表するものとして、 石槍(やり)や石鏃(やじり)などの狩りの道具があります。 そんな狩猟具としての石器をテーマにした、この企画展。 わりとコンパクトな展示室内に、 「これでもか!!!」 というほど、たくさんの石器が展示されています。

石器には、文字を持たない当時の人々の知恵が、凝縮されています。 狩りのための石器は、時代を経るにつれて変化しています。 いかにして獲物をしとめるか。 考えをめぐらし、持てる技術をつかって、試行錯誤を繰り返す。 石器には、その記録が残されています。 今回の展示でも、 縄文時代草創期から弥生時代までの、一万年以上にわたる石鏃(やじり)の移り変わりが示されており、非常に興味をひかれます。 9月15日までの期間中には、 学芸員によるギャラリートーク、ミニチュア弓矢づくり体験、劇団所属の役者さんによるパフォーマンスなどのイベントも催されます。 また、9月13日(土)には、佐藤勝宏さん(東京大学総合研究博物館特任助教)による記念講演会も開催されます。
