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さいきん読んだ漫画2冊。


1冊目は、
『大野城物語 タスケ岩の伝説』
(マンガ:太神秀一朗 原作:古代山城サミット実行委員会 発行:梓書院)


古代に西日本各地につくられた山城。
朝鮮式山城や神籠石系山城などと呼ばれる古代の山城は、その雄大な石垣や石列が魅力の一つです。

福岡県にある大宰府を守る大野城もその一つ。

この漫画は、大野城の築城に関わった、当時の人々を描いた歴史物語です。

とは言っても……、
副題に「タスケ岩の伝説」とありますが、地元にそういう伝説があるというわけではなく、新しく創作された物語です。

それにしても、大野城の築城という、ハナシを作るのも難しいテーマに対して、このようにきちんとしたエンターテイメントとして成立させているのは、漫画家さんの力量でしょうか。
絵も変にくどくなくて読みやすいです。

元は『季刊邪馬台国』連載のものを、まとめたものだそうです。
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こちらは、大野城跡の北部にある百間石垣。

2008年に現地に行ったときに撮影したものです。

そのスケールの大きさに圧倒されました。
(この翌日、行橋市にある御所ヶ谷神籠石を見てさらにびっくり)
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2冊目は、
歴史とか全く関係ない本です。

『ワカコ酒』
(漫画:新久千映 ゼノンコミックス)

主人公の村崎ワカコが、毎回おいしそうなお酒を飲み、おいしそうなものを食べる。
ただそれだけの漫画です。

ちなみに第3巻の目次は、
53夜「おでん」、54夜「えいひれ」、55夜「筑前煮」……
まあそういうことです。

実は先週、作者の新久先生のサイン会が仙台であったので行ってきました。
サイン会に並ぶのは、村山由佳さんが『星々の舟』で直木賞をとったときに池袋の本屋で並んで以来。何年前だろう。

会場には100人以上が来ていて、なかなかの賑わいでした。
差し入れがみんなお酒やおつまみなのはご愛嬌。
新久先生に、「今夜居酒屋が開けますね」と言ったら、笑ってらっしゃいました。