
本日から東北学院大学博物館で始まったミニ企画展、
『甦る霊場 ~極楽浄土への入口、雄島~』
を見学してきました。

「日本三景」、観光地として有名な宮城県の松島。
松尾芭蕉の『奥の細道』に描かれた美しい風景や、豊かな海産物のグルメがよく知られていますが、実は中世から瑞巌寺の前身である「円福寺」を中心に、霊場として人々の信仰を集めていました。
当時、亡くなった親類縁者の供養や極楽往生を願うため盛んに建てられたのが、板碑(いたび)と呼ばれる板状の石碑です。

松島の中にある雄島(おしま)には、かつて600基を超える全国最大規模の板碑が建てられていたと考えられています。
明治・大正時代に観光開発の過程で海に投げ捨てられたとみられる多くの板碑が、近年の東北学院大学と瑞巌寺の共同調査によって雄島周辺の海底調査で発見されています。
この展示は、その海底から引き揚げられた板碑の一部を展示するもので、東北学院大学の博園実習(注)で学生さんが製作した手作りのミニ企画展です。

展示資料には石材が井内石や雄勝石のものの他、川原石状のものもあります。
継続的調査により明らかになった中世霊場・松島雄島。
その成果が簡潔にわかるとても良い展示でした。
その成果が簡潔にわかるとても良い展示でした。
※写真の撮影・掲載について学芸員の方にお許しを頂きました。ありがとうございました。
◆東北学院大学博物館博園実習ミニ企画展
『甦る霊場 ~極楽浄土への入口、雄島~』
『甦る霊場 ~極楽浄土への入口、雄島~』
展示期間:2016年10月1日(土)~30日(月)【日曜・祝日休館】
開館時間:9時30分~17時00分
入館料:一般200円(10月14日~16日は大学祭のため無料)
アクセス:市営地下鉄南北線五橋駅下車徒歩5分
博物館HP: http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/facilities/museum/
開館時間:9時30分~17時00分
入館料:一般200円(10月14日~16日は大学祭のため無料)
アクセス:市営地下鉄南北線五橋駅下車徒歩5分
博物館HP: http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/facilities/museum/
(注)以前は学芸員資格課程の実習は博物館実習と呼んでいましたが、最近は同じ博物館施設である動物園・水族館等も含めた形の博園実習という呼称を使用しているそうです。