看護師として働いていたときに
大きな失敗をしまったことがありました。
その日の夜にその患者様は
お亡くなりになりました。
ガンが転移しており
疼痛に苦しんでいました。
何回も訪室して観察していました。
しかし状態が悪くなり
大部屋から個室へ移動するほどに…。
何度か死を見届けたことがありましたが
慣れるものではなくて、
怖さと悲しさを感じました。
弱る患者様をみて悲しむ家族をみて
あたしも一緒に泣いてしまいました。
本来看護師はそばに寄り添う立場で
泣いてしまうことはよくないと考えます。
それでも家族様は
「ありがとう。」
とおっしゃいました。
翌日の日勤でその患者様の名前は
すでにありませんでした。
その日の夜に亡くなったと送られました。
「ありがとうって言っていたよ。」
先輩看護師に声をかけられました。
どうやらその患者様の最後の言葉は
感謝だったようです。
私は大きな失敗を犯してしまったのに
その事を知らず感謝をされる罪悪感に
潰されてしまいそうでした。
思わず仕事前に涙を流してしまいました。
それからです。
看護師として命を預かるという
責任の重さを実際に痛感し始めました。
患者様を受け持つことが怖くなりました。
よく泣くようになりました。
耐えられなくなり師長へ相談し
整形外科へ異動となりました。
徐々に笑えなくなりました。
しばらくすると眠れなくなりました。
眠ろうとすると涙が出てしまうのです。
そしてついに、休職することに…。
はい、今の私です。
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