フェリシアさんと
カネオくん

ひつじのシムズ4さんで連載されていたたかり屋チャレンジの主人公、ヒモカワ カネオくんをお迎えして自作シムのフェリシアと恋してもらうお話です。

物語パートとプレイログパートに分けて更新します。

拙い文章ではございますが、今日は物語をお楽しみください。
 

また本記事はひつじさんとは無関係の2次創作企画です。

ひつじさん、及びひつじさんのファンやカネオくんのファンの皆様、不快に感じましたら申し訳ありません。

Twitter、wavebox、コメント欄、どこからでもプレイヤーであり筆者であるRinまでお申し付けください。

ひつじのシムズ4で連載されていた

カネオくんのお話はこちら。

 

 

未読の方はぜひ一読してみてね札束

 

 前回のお話

【第5話】家族

恋人

 

 

 

よっし、飾り付けもできたな。

きれいだね…。

へぇ、結構良いもんだな。

 



 

 

今日はありがとう。
一緒に冬祭りを過ごしてくれて。
なんか色々あったけど、楽しかったなぁ。


そうか、俺も今日暇だったしな。
一緒にいれて楽しかったよ。

 

 

そういやフェリシア、でかいベッド買ってたな。

うん、大きいの買ったんだよ。

それって、俺と一緒に寝るためか?

え!?
ちがうよー!
フェリシア子供じゃないから1人で寝れるもん!


は?
いや、そういうことじゃなくてだな…

 

 

おい!!
俺の目の前で妹を口説くな!
この色魔め!!


あ?
なんだ、お前戻ったのか。

 

 

お前みたいな野蛮な人間にお前呼ばわりされる謂れはない!

いや、名前知らねぇし。

アルフレッドだ!
だがお前なんかに覚えられたくないね!
いいからさっさとフェリシアをよこせ!


…………お兄ちゃん…。

 

 

良い加減にしてよ!!
カネオくんはフェリシアの大事な人だって言ってるでしょ!
お兄ちゃんなんか一生うさぎの姿でいればいいのに!
カネオくんに暴言吐くなんて、絶対許さないから!!!


え!?
あ、いや、あの、俺はお前を連れ戻しに…。

 

 

戻るわけないでしょ!?
今ここにはベッドもあるし、自分でお金も稼いでるのに!
なんで戻らなきゃいけないの!?
どうせお兄ちゃんなんて働いてないし、魔法もほとんど使えないくせに!


な、なんで知って…!

奴隷として家のことしてたんだからそのくらいわかるよ!!

…お前、本当にクソ野郎だったんだな。

 

 

もう!
いい加減帰ってよ!


いやでも…。

お前…フェリシアに嫌われてんなー。
まぁ自分を奴隷として扱ってた兄貴なんざ誰だって嫌いだろうがな。
自分のせいだし仕方ねぇよ、元気出せって。


…奴隷に口答えされたからショックなだけだ…。

へいへい、そうだな、そういうことにしとくか。

 

 

それよりお前いいのか?
門限あんだろ?
結構遅い時間だけど大丈夫かよ、アルフレッドお坊ちゃん?


え…?

 

 

…あ、ほんとだ…22時すぎてる…。
門限18時なのに…。


18時って、ティーンでももっと遅いだろ普通。

 

 

うるさいな!
とりあえずフェリシアの居場所はわかったし、今日はもう帰る…。
次は覚えてろよ、野蛮人。

 

 

カネオだ、ヒモカワ カネオ。

ふん!
変な名前しやがって!
俺は野蛮人の名前なんか覚えないぞ!!

 

 

はは、フェリシアの兄貴面白ぇな。

 

 

そうかな、フェリシアは大嫌いだなぁ。

はは、あいつも報われねぇなぁ。
じゃあ俺はもう帰るな。


あ、うん、お兄ちゃんがなんか、ごめんね…。

いいって、俺はあいつのことそんな嫌いじゃねぇよ。

…嫌なこと言われてたのに、カネオくん楽しそうだね…変なの。

 




翌日

 

 

昨日はカネオくんに助けれてばっかりだったなぁ…それに昨日のカネオくんって…。
…よし!

 



 

 

あ!ちょうどいいところにいた!

 

 

おはよう!
カネオくん!

 

 

あのね!昨日のお礼をしたくてね!
あと、その、少しお話ししたいこともあって…。
よかったら、一緒にお出かけしない!?


は?お出かけ?
どこに?

 

 

この街の外れにマイシューノ・メドウズっていう場所があるの!
フェリシアこの前行ったんだけど、そこにどうかな?

 

 

いいな、デートか。

デート…?
あ、うん!
そう!デート!!

 



 

 

へぇ、ここは来たことないかもな。
人もいねぇしいいとこだな。


でしょ?
気に入ってもらえてよかった!
あのね、あの…。


ん?なんだ?

…ちょっと、耳貸して…ほしいな…。

 

 

あ?耳?こうか?

…あのね、昨日は本当にありがとう。

 

 

あと…昨日のカネオくん、すごく…かっこよかった…。

 

 

へぇ、それを言うためにわざわざ呼び出したのか?
ここに?
他にもっとしたいことがあったんじゃねぇの?


…えっと…したいことって…?

 

 

…はっはっは!
いや、悪ぃ、俺が悪かった。


ん?なんで笑ってるの?

いや、フェリシアにはわかんねぇよな。

 

 

どういうこと???

なんでもねぇよ。
オトナの話。


む、フェリシア子供じゃないもん。

はいはい、そうだな。

 

 

…カネオくん。

ん?

あのね、ちゃんとお話ししたいの。
いい?


あ?なんだよ。

 

 

フェリシアね、カネオくんのこと好きなの。
だから、あのね、カネオくんにも好きになってもらいたくて…だから…。
カネオくんの恋人にしてくれませんか!?


……。

あ、あの…カネオくん?

 

 

いや、困るよ…。
そんなこと急に言われても…。

 

 

俺…フェリシアのことは…。

そ、そうだよね…。
恋人なんて無理だよね…。

 

 

なんてな!
俺も好きだって言ったろ!?
恋人?
もちろんだ!


…え?

 

 

本当?
本当にカネオくん、フェリシアの恋人になってくれるの?


ああ、当たり前だろ?

 

 

すっごい!!!

 

 

すごい!夢みたい!!
フェリシアね、ずっとカネオくんみたいな人と恋人になれたらいいなって思ってたの!
すごい幸せ!!

 

 

はは、大袈裟だなぁ。

 

 

俺だって、フェリシアのこと最初に見た時から思ってたよ。
こんな綺麗な子を恋人にできたらなって。

 

 

え!そうなの?
嬉しい…!
じゃあフェリシアたち最初から両思いだったんだね。


はっは!
…両思いって。
面白い言い方するな。


ん?そうかな?

 



 

 

じゃあ俺はもう行くな。

あ、うん…。
わかった、またね。


ああ、またな!

 



 

 

ここは次回にお預けか…。

 

 

まぁでも、焦らずいくか…。

 



 

 

カネオくんが教えてくれた絵画は、上手になりたいな。
…でもここは静かすぎて逆に集中できないかも。
よし、アートセンターに戻ろうかな!

 



 

 

 

よし、金の当てもできそうだな。

 

 

ん?あれは…。

 

 

んー、こんな感じかな?

 

 

フェリシア、また絵描いてんのか?

 

 

あ!カネオくん!
うん、そうなの。
カネオくんくらい上手になりたいから…。


よし、じゃあ今日は特別に教えてやるよ。

いいの!?
ありがとう!!

 

 

いや違う、構図はもう少し…。

 



 

 

カネオくんありがとう、いつも教えてくれて。
凄く嬉しい。


ああ、十分上手くなったな。
すげぇよ。
頑張ったな。

 

あ、ねぇ!
またカネオくんの絵、描いてもいい!?


あ?また?
別にいいけど…。


えっと、前描いた時もその服だったから、今日は別の服で描いてもいい?

注文多いな。

え!?ごめん!

いや、うそうそ、いいよ。

 

 

これでいいか?

うん!ありがとう!!

 

 

…なぁ、そんなに俺の絵描いて、どんだけ俺のこと好きなんだよ。

え?えへへ、でも全然描き足りないかな。
本当はもっと大きく描いたり、別の場所でも描いてみたいなって思ってるよ。
カネオくんのこと大好きだもん。


…そうかよ。

 

 

ん?…こいつ…。

 

 

カネオくん?

 

 

カネオくん?
どうしたの?
絵、描くの教えてくれる?


…。

カネオくん?

あ、ああ、悪ぃ。
教えるよ…。

 

 

 

できた!えへへ、カッコよく描けたかな?

…。

カネオくん?
どうしたの?


え?
ああ、いや、なんでもない…。


…さっきの女の人、知り合い?

え?いや違ぇよ。
ただ…知り合いに似てたんだよ!
でもよく見たら違ったんだ、あはは…。


ふーん、そうなんだ?
あの人よく絵描いてるね、ここで。


へぇ、そうなんだ…。

 

 

あ、それよりフェリシア、いいこと教えてやるよ。
これやるから、使って絵売るといいぜ。

 

 

これ、なに?

 

 

いいか、使い方はな…。



 

 

こんにちはー!
フェリシアの描いた絵、よかったら買っていきませんか?

 

 

へぇ、これあなたが?

はい!
今ならお安くなってます!


え!?
この値段で安くなってるの?


はい!

…じゃあ元はもっと高いのね?

はい、今だけの大特価です!

わかったわ、その絵下さい。

ありがとうございます!

 

…すごい、カネオくんに教えてもらったストリートセール、すごくお金もらえる!!
すごーい!

 




翌日

 

 

ん…?なんの音…?
きゃ!ねずみ!?

 

 

もしもし、大家さん!?
あの、寝室にネズミが出たの!
今すぐきて!!

 

 

ああ、ネズミなんて!!
変なにおいもするし、家の中めちゃくちゃになっちゃった!!
せっかく新しく家具も買ったのに!

 



 

 

はぁ、だからこの部屋貸すの嫌なのよ!
異臭騒ぎに害虫害獣被害…。

 

 

いくら倒してもキリがない!!

 

 

ねずみや虫くらい我慢しなさいよ!
ホームレスだったくせに!

 

 

あ!大家さん!
来てくれてありがとう!


ああ、フェリシアさん。
これでもう大丈夫ですよ。
では、私はこれで。

 

 

…ふん、もう呼ばれないことを願ってるわ!

 




翌日

 

今日は大晦日かぁ…そうだ!!

 

 

カネオくん!
今日さ、大晦日でしょ?
一緒に大晦日の番組見に行かない?


ああフェリシア!
もちろんいいぜ。


じゃあ少し遠出しようよ!

 



 

 

なんでわざわざオアシススプリングスまで来たんだ?
家でいいだろ?


んー、でもフェリシアのうち汚いし…。

うちにもテレビくらいあるけど?

カネオくんのお家行くのは緊張しちゃうよぉ。

なんでだよ。
あ、そろそろカウントダウン始まるらしいぜ。

 

 

カネオくんと離れちゃった…仕方ないかな。

 

 

ハッピーニューイヤー!!

 

 

あ、カネオくん!
新年だね!
おめでと…!?

 

 

 

 

カネオくん…?

悪ぃ、つい…。

 

 

ううん、あ!あの!
明けましておめでとう!!
新しい年に一番に会えるのがカネオくんで嬉しいな。


ああ、俺もだ。

 

 

あのね、カネオくん、今、フェリシアにキスしたのは…。

嫌だったか?

ううん、嫌じゃない。

 

 

むしろ、その、嬉しかったよ。
すごく。

 

 

そうか、ならよかった。

 

 

でもね、あの、フェリシア、キスするの初めてだったから…。
今度は、ちゃんと…。

 

 

フェリシアからしたいなって、思ったの。

 

 

 

…あれは…。

 

 

ごめんね!フェリシア、急にキスして。
その…人前で。
あの、嫌だった…?

 

 

 

 

嫌なわけあるかよ。
嬉しいよ。
ありがとう。

 

 

あはは、よかったー!
フェリシアのファーストキスだったから、あの、ちゃんとフェリシアからしたかったの。

 

 

へぇ、あの人、あんな純粋そうな子まで…。
ふふ、あの子、何も知らないのかしら。

 

 

ああ、嬉しいよ、フェリシア。
フェリシアの初めての相手が俺だなんて、とっても光栄だよ…。

 

 

フェリシア、カネオくんのこと大好きだから。
初めてはカネオくんとがいいなって思ってたんだ!

 

 

続く…

 

こんにちは、Rinですぽってりフラワー

ついにフェリシアとカネオくんが恋人になりました!

さて、明日はプレイログ編です。

カネオくんとフェリシアの告白の様子やキスの経緯など詳しくお伝えします!

 

Thanks!

ひつじの姐さん

カネオくんをお借りしています!

本当にありがとうございますキラキラ

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます

キラキラお願いキラキラ

 

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