シリーズ化してますが、経験してないものは書けないので、幸いこれでネタ切れです。



4亜急性甲状腺炎



最初は風邪だと思って、近所の内科へ。



酷い倦怠感と、喉が痛いのと。

熱はなく、肩から頭にかけての痛みが強かったので、その旨を伝えると、


喉を診て、全く問題ないとのことで、


「頭痛は肩こりから来ているようです」と、筋弛緩剤と、B12を処方されました。



その薬も効き目なく、



そのうち、喉の痛みが強くなって、喉どころか、首から胸、耳、顎、しまいには歯も痛くて、

原因は、甲状腺っぽい気がしたので、ネットで調べてみたら、



まさに、症状が思い当たったのが、亜急性甲状腺炎でした。


思い返すと、当てはまることが沢山で、「これだ!」って感じでした。


特に、甲状腺機能亢進の症状。

ただ、甲状腺の腫れは全然目立たなくてわかりませんでした。



そして、風邪と間違われやすいということが書かれていて、納得。

更に、軽い場合は、ほっといても自然治癒するとのことでした。



確かに、辛かったけれど、それでもテンション高くてバリバリ行動してたし、

体調悪くても、何故かポジティブモードだったので、軽度だと思ってました。




しかし、どんどん体調は悪くなり、しんどくなってきたので、

不安になり、専門の病院へ。



エコーと血液検査により、病名は予想通りでしたが、

結構重症な亜急性甲状腺炎と診断されてしまいました汗




治療について、自分としては、かなり楽天的に考えていて、



1軽いので、経過観察。

2消炎鎮痛剤で様子見。

3甲状腺機能亢進を抑えるためにH2ブロッカー。



こんな感じの予想でしたが、まさかのステロイド内服をすすめられ、


更に、運動どころか階段すらダメと言われて、かなりのショックでした…



私の甲状腺は、最初左が痛くて、それが移動して右が痛くなっていたのですが、

移動した場合(クリーピングというらしい)、それは軽傷と言えないとのことでした。



症状としてはかなり辛くても、予後のいいもので、基本的に再発はないので、

数か月我慢すれば治る病気です。



要は、甲状腺が何らかのウィルスに感染。甲状腺の風邪みたいな感じです。


甲状腺にはホルモンがあるので、それが炎症により血液中に出てしまって

甲状腺機能亢進症の症状が出て辛いです。



ちなみに、その主な症状は、


発熱、頻脈、 動悸、発汗、食欲増進、体重減少など。 他には、眼球突出。



全て出る人もいれば、出ない人もいるらしく、


私は、微熱と、動悸、頻脈くらいで、

あと、とにかく頭と首、最終的には背中まで。放散痛で、耳や歯も痛い。


脈が120とか普通にあったので、そこからくる辛さと、甲状腺の痛みからくる辛さ。



甲状腺ホルモンが出切った後、一旦、逆の甲状腺機能低下症っぽくなり、

その後、正常に戻っていくという流れみたいです。


この過程が約3カ月。(個人差あり)



亜急性なので、ちょっと長めです。

(急性よりも長く、しかし慢性的には続かない)



この病気、好発年齢は30~40代で、女性がかかる割合が多く、

季節性があり、6~9月が多いとのことです。



軽い場合は自然治癒するので、知らないうちに治癒している人も多そうです。



そして、いいことは、一度かかると二度とならない



稀に再発するらしいけれど、免疫ができるので基本再罹患なし。


水疱瘡や麻疹みたいな感じです。



そう思えば、いつか罹るならば、早くかかって良かったとも言えるのかもしれません。



ただ、意外にも罹患率は10000人に一人とかビックリマーク


なので、見逃されることも多いらしいです。




30歳以上の女性の方、


喉の痛みを感じて喉に異常がなければ、甲状腺を調べてみるといいです。



参考になればねこへび