小さな子供を育てながら、
働きつづけるハランコ。
目標があるとものすごい力を発揮するハランコは、
家のローンや 子供の将来のために
頭を使いながら これまでの経験を活かしながら
稼ぎ続け、その年収は 同い年の成人男性のそれの倍になっていた。
それに対する 夫の無能さたるや、であった。
いままで 口に出すと悲しくなるだけだと思い、決してしてこなかった夫の愚行を このさい箇条書きにしてみる。
・妊娠中、つわりがひどい妻に臭いタバコの息で呼吸
・妻の車をぶつけるが 謝らない、ふてくされる
・出産に立ち会うも 分娩室で菓子を食い叱られる
・虫歯だらけの歯で 乳幼児に口移し、結果 虫歯治療に連れてゆくのは妻
・屁が臭すぎて 吐き気をもよおす
・乳幼児にタバコの息を吐きかける、また 目の前でタバコを吸い 煙を吸わせる
・出産後の妻を 他人の前で馬鹿にする、
ちなみにI.Qは妻の半分以下
・皿をよく割る、黙っている
・悪いことをしても謝らない
・子供に罵声を浴びせる
・子供を乗せた車で居眠り運転、ぶつける、車線はみ出す
・やっていた掃除をやらなくなる
・ほぼうんこをするか、寝ている
・挨拶すらせず 妻の名を呼ぶこともなく 会話ゼロ
…キリがない。
まだまだあるが、もう忘れてしまった。
なんでこんなのと結婚したの?と、よく聞かれるのであるが
最初は良かったのである。
最初は、彼は、ハランコに気に入ってもらうために 無理をいっぱいしていたのである。
そしていざ結婚、という形になった途端
それに安心し だらけてゆくのである。
ハランコにとって、これはもはや結婚ではなかった。
そして1番のストレスは、
夕食時に 夫はいつも仕事で居なく、赤ちゃんと2人きりの晩餐を余儀なくされ、
ハランコには友達と遊ぶ時間もなく
見知らぬ土地 東京に頼るものもなく
ただただ孤独を、強いられたこと、
それが お金のためなら仕方ないが、
それでいて夫の収入は ハランコの4分の1程度であったことが どうしても納得いかないのであった。
ああ、また、ふたりきりの食事だね。
5歳の娘がそういったときにハランコは泣いてしまった。