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はじめてのOL一人暮らし雑記

実家暮らしで家事も何もわからない社会人8年目が、一人暮らしを始めました。
1年経ってだいたいのことが出来るようになりました。
買ってよかったものや、本・映画の感想を書いています。

今期、「不滅のあなたへ」を見ています。

先日、エヴァを見ました。

共通点は、主題歌が宇多田ヒカルということ。

 

キングダムハーツ、エヴァ、不滅のあなたへ と、宇多田ヒカルが主題歌になったアニメ・ゲームはいくつかありますが、アニソンの系譜ではないのに作品の歌としてハマっているのがすごいなと感じました。

 

勝手にアニソンの歴史を考える

■アニソン黎明期

昔の「アニソン」は、アニソンアーティストが作品のための曲を歌っていた印象です。

それこそ、「宇宙戦艦ヤマト」は「うちゅうせんかん やーーーーまーーーとーーー」ですし、

「超時空要塞マクロス」は「まーーくーーろす まーーくーーろす」、

「キャンディ・キャンディ」は「わたしは~わたしはキャンディ~」

ザ・作品のための曲といっても過言ではないほど、作中のタイトルが曲に入り、

専門のアーティストが歌っていた印象です。

 

■アニメと音楽 別々の時代

その後、「るろうに剣心」あたりから、アニソンを一般アーティストが歌う流れが確立してきた気がします。

しかし、「そばかす」も「1/3の純情な感情」も、作品のための曲ではないよな、と考えています。

例えばメインの登場人物がそばかすだったり、るろうに剣心の主題がラブストーリーだったらピッタリだと思いますが、そうではない。

単に「いい作品」と「いい曲」が出会った結果という印象です。

その流れなのか、その後もジャンプ作品の主題歌は一般アーティストがかっこいい曲を歌っている印象です。

2000年代の「BLEACH」における、UVERwoeld、YUI、SCANDALあたりはアニメを通じて音楽と出会ういいきっかけだった気がします。

タイトルに記載した、宇多田ヒカルもofficial髭男dismも、大枠ではこの系譜だと思っています。

テイルズシリーズにおけるmisono、DEENもここの印象です。

 

■ドラマのように「演者」の歌が使われる時代

これは、先ほどの音楽とアニメが別々だった時代と同時期に今までずっと続いてきた気がします。

「シャーマンキング」の、ヒロイン役 林原めぐみさんの主題歌

「スクールランブル」の、友人役 堀江由衣さんの主題歌

このあたりは2000年台初頭だったと思います。

作品に出演している歌を歌える声優が、OP・EDを務めるパターンです。

これは、ジャニーズが出演するドラマの主題歌がほぼそのジャニーズのグループの新曲になるのと似ている気がします。

このあたりは、ドラマもですが、曲と作品があっているかはピンキリだとおもっています。この作品のための曲だ!という印象になる曲もあれば、新曲が声優の出演するアニメに使われた、くらいの曲もあります。

アイドルみのあるアーティストデビューをした、若めの声優さん(20~35くらい)がアニメタイアップとして新曲を出す印象です。特に、キングレコード、ポニーキャニオン、フライングドッグのレーベルの声優アーティストさん。

ソニーミュージックは、声優アーティストよりも新時代のアニソンアーティストをアニプレックス作品にタイアップさせて育てている印象です(Lisaやreonaなど)

 

■「君の名は。」で新たな時代が訪れた

「君の名は。」は社会現象になったアニメだと思います。

この後、ポスト「君の名は。」のアニメ映画作品が増えた印象まであります。

「君の名は。」までのアニメ映画は、基本的に「オタク向けのTVシリーズがHITしたアニメの劇場作品」か、「子供(+一般)向けの作品」に分かれていて、一般向けの作品の主題歌は、有名アーティストの新曲(それはそれで話題になりますが・・・・・・)だった印象です。

ジブリ映画は作品にあった曲を起用している印象がありますが、「サマーウォーズ」の主題歌が山下達郎だったことを、覚えている人はどれだけいるでしょう。(作品のための書きおろしではあるんですけどね)

その辺り、「君の名は。」は主題歌アーティストという形ではなく、アーティストに劇中歌と劇伴を一気に任せた珍しい作品です。

アニメ作品の中では、澤野弘之氏や梶浦由記氏など、劇半~主題歌の音楽まで一手に引き受ける音楽家はいましたが、一般向けのアニメ作品では主題歌は「有名一般アーティスト」になりがちで、このように邦楽バンドが劇半から主題歌まで一気に作曲するケースは珍しいと思います。

結果、主題歌「前前前世」もアニメ映画「君の名は。」も大ヒットしました。

私は、このRADの「アニソン」の流れを今、「official髭男dism」が汲んでいると思っています。

 

一旦考えた歴史の話は終わりにします笑

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■一般アーティストが歌う、アニメの内容を組んだ歌詞

これでしか採れない栄養があります、という気分なのですが、私はアニソンで「作品の展開や心情、キャラの関係性を歌詞に落とし込んだ歌」が大好きです。

それに作品を見終わった後に聴いて「あああああこの歌詞ってそういう、ここは、なるほど~!!」となるのが大好きです。

バンプオブチキン「テイルズオブジアビス」の「カルマ」、

ラッドウィンプス「君の名は。」の「前前前世」、

official髭男dism「hello World」の「イエスタデイ」、「東京卍リベンジャーズ」の「cry,baby」

この作品でなければ、この歌詞にはならないと思えるような歌詞が「アニソン」として良いのです。

不良作品じゃなければ髭男が「胸ぐらをつかまれて 強烈なパンチをくらってよろけて」なんて歌詞の作品を生まないし、似合わない。どこの湘南乃風ってなります。

作品とアーティストの化学反応って感じで好きなのです。

 

■そうではないのに作品主題歌として響く「宇多田ヒカル」と「米津玄師」

これがすごいなと思うのですが、作品のために作られたとしても、見るからに「作品の展開や心情、キャラの関係性を歌詞に落とし込んだ歌」ではないのに、作品にぴったりと当てはめてしまうような曲をつくるアーティストだと思う2人です。

作品を見て、流れる主題歌として聞いたときに「うわ~~こんなピッタリの曲よくかけるな~~」と思うのに、改めて歌詞を見て曲だけをきくと、どこにも「作品固有の表現」がないのです。

例えば、エヴァで使われた「beautiful world」は歌詞に「少年漫画夢見てばっか自分が好きじゃない」と歌詞がありますが、これを聞いて「シンジくんだ!」と思う一方で、彼が少年漫画に夢を見ているような直接的な描写はないんですよね。

これが、前段で話した曲とは違うところかな、と思っています。それっぽいのに、直接的な表現はない。その結果、「イメージソング」としていろんな作品・関係性にそれぞれが勝手に解釈して「合う」と思えるような曲ができる。これって、すごいことだと思います。

 

どっちが優れている、というわけではなく、「私が好きなアニソン(歌詞と作品の化学反応)」と、ロジックが違うのに「作品の主題歌」としてマッチする曲すごいという話でした。

 

ずっと語りたかったので、かけて満足です。長くなりましたが。