こんにちは、
世界のどこにいても
輝きたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・カウンセラー
ブットラー惠子です。
ドイツも最近は
すっかり秋が深まり、
夜が長くなりました。
といっても
旅行記や旅のエッセイ
ではありません。
私が今日ご紹介するのは、
原田マハさんの
「たゆたえども沈まず」。
本のタイトルからは
まったく想像もつかないと
思うのですが、
オランダ人画家ファン・ゴッホと弟、
同時期にパリに
滞在していた日本人の話です。
話はパリを中心に
当時の美術業界を背景に
展開されます。
事実とフィクションが
巧みに絡み合わせてあって、
実話を読んでいるような
気分になれます。
おまけに小林忠正という
実在の画商が
話の中では
重要な役割を担っていて、
日本人には面白い作品です。
ファン・ゴッホや
小林忠正らが寄せる
パリへの想い。
そんな想いが
話を通して
作品全体のモチーフに
なっています。
美しいパリに恋焦がれる
人は多いと思います。
確かに、
パリの街並みは美しい。
でもパリは広くて、
そうじゃない所も沢山あるし、
治安が不安なエリアもある。
だから友達や
パリ好きの姉に誘われて
何度も行っているけれど、
私には、
パリの魅力がまだ
分かりきっていないのかも。
エッフェル塔にも
ルーブル美術館にも
他の観光名所にも
一通り周ってはいるのですが、
何度行っても、
「しっくりこない」。
大都市のせい?
フランス語ができないせい?
観光客が多いせい?
(↑自分も)
それともドイツに住んで、
ヨーロッパの街並みに
慣れてしまったから?
でもこの本のおかげで、
今度行くときは、
今までと違った視点で
パリを見れそうです。
今まで訪れた美術館にも
改めて訪れたいと思いました。
今までちょっと
怖い感じがして苦手だった
ファン・ゴッホの絵が
徐々に好きになったように、
パリのことも
徐々に好きになるかも?
皆さんもご興味があれば、
原田マハさんの
『たゆたえども沈まず』で
パリに旅行気分を
味わってみてください♡
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