こんにちは
海外で自分らしく生きたい
女性を応援。
キャリアアドバイザーとして準備中
ブットラー惠子です
(プロフィールは(こちら)。
昨日は
夫婦の思いやりについて
書いたので、
今日は国際結婚に
ついて
書いてみたいと思います。
私はドイツで
離婚協議合意書に
度々目を通しました。
といっても
私と夫の分ではなく、
ドイツでドイツ人と結婚した
日本人の友達二人の
離婚協議合意書でした。
以前から離婚の相談を
受けていた友人から、
ドイツ語は苦手だから訳してほしい、
という頼みで
離婚協議合意書を
2,3回彼女のために
翻訳しました。
2件目はというと、
その友達の友人もやはり
離婚することになり、
彼女もやはりドイツ語が苦手
ということで、
翻訳を2回ほどお手伝い。
おまけに最終的な
合意協議の場についても
同席することになりました。
夢見てドイツで結婚したけど
離婚したドイツ人・日本人カップル
というのは
他にも周りにいます。
離婚の原因は
もちろんそれぞれだけど、
やっぱり
価値観の相違
というのが多い。
国際結婚だと
文化による習慣の違いも
価値観に反映されることを
考慮しないといけない。
離婚した二人目の友人は、
旦那さんが和食が苦手で
全く食べなかったそう。
和食が大好きな彼女は、
毎晩自分には和食、
旦那さんには別に、
ドイツ料理のようなものを
作っていたそう。
今日は洋食、明日は和食。
お互いがこんな風に譲れれば
夫婦生活は
違ったモノになっていたでしょう。
それに、私たち日本人が外国で
結婚すれば、
環境の変化、
言葉の不自由さという負担も
かかってきます。
それをパートナーは
サポートする覚悟があるか、
そして外国人である私たち側にも
そんな変化に対応できる
柔軟性があるか、
というのが問われます。
最初に離婚した友達は
ドイツという
新しい環境に馴染めず、
自分を追い詰めてしまいました。
一方の旦那さんは、
そんな彼女の悩みをしばらく
気が付けなかったし、
気が付いた後も
何をどうしたらいいのか
分からずにいました。
国際結婚が
上手くいくかどうかは、
次の二つが大切。
お互いの思いやりが続くか。
そしてお互いが
相手の考えを尊重し、
柔軟に考えられるか。
愛情があるのはもちろん前提。
でも「好き」だけでは
上手くいかないのは
国際結婚も
日本人同士の結婚も同じ。
だから結婚前には、
結婚した後、
お互いが支え合って
幸せな生活が送れるか
ということについて
客観的に考えてほしいです。
結婚はゴールではありませんから。