女性社員が入れるコーヒーは美味しいか | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは

 

ドイツ会社員歴15年のブットラー惠子です。

 

 

昔私が日本で秘書として

働いていた時は、

毎朝弁護士先生方に

お茶を毎朝入れてました。

 

 

先輩秘書がお休みの時は、

非常に怖い先生のお茶入れも担当。

 

 

「人類なんて不完全なんだから

滅んでしまえばええんや」と

 

 

仕事のミスをすると

究極論を展開する怖い先生には

(詳しくはこちら↓)

https://ameblo.jp/kristallzucker/entry-12515530800.html

 

お茶を入れることすら緊張しました。

 

 

 

一方ドイツの大概の中小企業では、

上のポジションの方でも

年配の方でも

コーヒーやお茶は自分で入れます

 

(大会社で秘書が何人もいるような方

の場合は分かりませんが)。

 

 

ドイツで就職して

すっかりこの気楽さに慣れました。

 

ところが私の1年半後に

入ってきた日本人上司は、

ドイツでも日本の習慣のままで

過ごしたいような方でした。

 

 

 

「コーヒーは女性が入れた方が

おいしいんだよね」

 

といって、来客時には

私や他の女性社員にコーヒーを

入れてもらいたがるのでした。

 

 

 

コーヒーメーカーで入れるので、

誰が入れてもコーヒーの味は同じ。

 

 

なのに「女性」ということで仕事を依頼する。

これはドイツ的には

女性差別、いわゆるセクハラです。

 

なのでドイツ人の女性同僚は

上司のこの依頼に毎回腹を立てていました。

 

 

 

私も初めは

腹を立てていたのですが、いつしか

別の視点でとらえるようになりました。

 

そして腹を立てることなく、

お客様と上司にコーヒーを

入れるようになりました。

 

 

来客中に上司が自分で

コーヒーを入れようと思ったら、

お客様を待たせないといけません。

 

忙しい中来てくださっている

お客様の時間を無駄にしてはいけない、

 

と私は思うようにしたのです。

 

 

だって

 

ささいなことで腹を立てて

気分悪く過ごすぐらいなら、

自分の考え方を変えて

快適に過ごした方がいい

 

 

そう思いませんか。

 

 

 

あれからまた5年ほど経って、

私が今勤めているドイツの会社は

年に4,5回展示会(メッセ)に出展します。

 

 

ブースでお客様対応するのは

主に営業部隊の女性たち。

 

そんな私たちに

社長は気遣って、コーヒーメーカーで、

一人ひとりにコーヒーを入れてくれます。

 

 

コーヒー

 

これだって初めは抵抗がありました。

社長にコーヒーを入れてもらうなんて!

 

 

でも、最近は考え方を変えて

ありがたくいただくことにしました。

 

 

うーん、確かに☆

 

社長が入れてくれる

コーヒーは美味しいかも…。

 

 

考え方を少し変えれば、

心地よく過ごせることもありますよね。

 

 

皆さまが少しでもストレスフリーで

過ごせますように☆彡