Revolve Myself

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つれづれなるままに・・・

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  ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは35歳という若さで1791年12月5日にこの世を去ったと伝えられている。

彼が最後に作曲していたのはK.626 “レクイエム ニ短調”だったらしい。

私たちが必ずと言っていいほど“どこかで聞いたことのある曲”だ。

あまりにも有名なこの作品は残念ながら”モーツァルトの手で“完成することはなかったが⋯

200年と四半世紀以上経った今でも色褪せることなく輝き続けている。

1791年の日本は寛政3年⋯江戸時代⋯尊号一件が起きた頃⋯

ちなみに寛政7年(1795年)に50歳の伊能忠敬が31歳の高橋至時の弟子となったそうだ。

伊能忠敬が74歳まで生きたことを考えると、いかにモーツァルトが短命だったことか⋯

35年という限られた時間の中で600曲以上の作品を残した神童は、いったいどんなことを考えながら最後のレクイエムを創ったのだろうか⋯

そして自らの手を離れて“完成”したこの曲をいったいどのように感じるのだろうか⋯

彼は今もどこかで“怒りの日”がくるのを待っているのだろうか⋯

何れにせよ私たちは前に進まなければならない。

この先どのような“審判者”が現れるとしても⋯