私はウボンに到着した。
ウボンラチャタニ空港
今では何度か訪れている空港だが、どれくらいの日本人が来たとこがあるんだろうか?
工場へ行く途中で、取引先の社長から昼飯を食おうと。
クッティヤオ屋に入って、クッティヤオを食べた後、イサーン料理だということで是非食べてほしいと出てきたのがコレ。
これらをライスペーパー巻いて食べるらしい。
こういうのって最初の一口はいいんだけど、すぐに飽きるんだよね^^;
パクチーが食べれない私にとって、「謎の草」は正直マズイ(笑)
その後、工場に行き検品をしてホテルに送ってもらうことに。
この日の夜だが、昨年末からやり取りをしていた女性と晩飯の約束をしていた。
彼女の名前はマリー。
職業はナースだった。
しかし、ホテルが近くなってから、
【社長】:今晩は一緒に晩飯を食べよう。
こないだ、バンコクで会ったJa(女性)も、今日ウボンにいるから。
そう言われてしまったのだ。
これはマズイ事になったな....
この頃から段々と分かってきたのだが、タイ人にはタンブンの一つでもある「おもてなしの精神」があるので、こんな田舎まできた日本人をもてなすことは「徳を積む」ことになる。
なので、どうやって断っていいのか悩んでしまったのだ。
Jaは、以前バンコクでの打ち合わせの時に、同席した社長の友人で、歳は40前後だと思うが、美人なおばさんだった。
彼女はタイ語オンリーなので、会話は通訳が要った。
そうこうしているうちに、待ち合わせ場所の空港に着いてしまった。
【Ja】:久しぶり~。元気?
特徴のある顔なんで、すぐに彼女と分かった。
ん。。。。。。。 どうしたものか・・・・
初のウボンで、せっかくのおもてなしを「断るいい訳」がなかなか見つからないのだ。
しかし、せっかくマリーとアポイントを取ったわけだし、そうそうこんな田舎まで来ることもないし、これを逃したらマリーには会えないな・・・・
ということで、思い切ってその事を打ち明ける事にした。
【私】:ごめんね。
実は今日の夜、友達と会う約束をしてるんだ。
ウボンで働いている日本人なんだけど、ホテルで待ち合わせしてて。。。
だから、晩飯はまた今度でいい?
そう言って、やんわりと断る事に。
しょうがないね~。ということでホテルまで送ってもらうことになった。
そのホテルは SUNEE GRAND HOTEL
ウボンに友人がいらっしゃる方がいたら、必ず知っている有名なホテルだ。
何故かというとSUNEE GRAND HOTELが、ウボンで一番いいホテルだという事(といっても田舎の三流ホテル)
そして、このホテルにはもう一つの秘密があった。
それは・・・・
幽霊が出るホテル
で有名なのだ。
何故、幽霊がいるのかというと、ホテルになる前、ココは病院だった。
その病院を改装してできたホテルが、SUNEE GRAND HOTEL。
日本なら病院を改装してホテルにすることは100%ありえないんだけど、ここタイではやっちゃうんだよね~
まあ、ウボンの人が宿泊するっていうより、出張用のビジネスホテルって用途だと。
私事だけど、仕事もだがイサーンには非常に縁があり、出会った友人の80%以上はイサーンの人(故郷)だった。
特にウボンの人にはよく出会った(笑)
実家はウボンなの。
そう言われた時には、「SUNEE GRAND HOTEL に泊った事がある」 ってだけでかなり盛り上がったものだ。(笑)
幽霊見たの? とか
それぐらいこのホテルは、ウボンでは知らない人がいないぐらい有名。
私の初めてのウボンは、そういうホテルでの1泊だった。
ホテルにチェックインして、wifiをもらいマリーに連絡を。
※当時はsimを持っていなかった
SUNEE GRAND HOTEL はモールが併設されているので、1階で待ち合わせとなった。
ウロウロしている私の後ろから、肩を ポン と叩く人が。
そうして、マリーに会ったのだった。
つづく・・・
是非!
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