正直言って、初めてのバンコクになんの興味も持たなかった私。
街は分からない文字(タイ語)であふれていて、王様の肖像画がいたるところにあって、今まで行った国とはかけ離れた国というイメージしかなかった。
初めてバンコクに行って「べつに~」的に思ったのは、私ぐらいのものだろう(笑)
通常は、詳しい人間と一緒に行って騒いで、遊んでと楽しい思い出になるはずの初タイ。
が、私はちょっと違い形で行ったので、基本通りにはいかなかった^^;
しかし、ある日の出来事を境に、私の考えは一変することとなる。
その翌月、私はまたインドネシアに行っていた。
通常約10日間程度滞在しており、たまたまある日の朝、関東の取引先(大手)の専務にばったり朝食会場でお会いしたのだ。
同じホテルを利用している事は知っていたが、まさか日本で会わない人に偶然ココで会うとは思ってみなかったので、お互い運命を感じた対面でもあった。
その時に、
「今晩、○○会社のT社長と、うちの社長と一緒に晩飯の予定なんですが、ご一緒されませんか?」
と、お誘いをいただいたのだ。
実は、それまでは同業者との付き合いというものをしてこなかったので、コレもせっかくの機会だしということで「是非!」と。
そして、その日の夜がやってきたのだった。