いつの間にか

男性不信におちいっていた。

ひどいって気付くまで

えっちしてから連絡がないのです
そのあとメールしたら
落ちついたら連絡する、で
待てど暮らせど連絡こないんです
もう4ヶ月たった


ずっと考えて、ひどいのかもしれないと思うようになった
すぐに、ひどい！サイテー！やり逃げなんて。って思うのが普通かもしんないけど、
考えてたら、うーひどいかも、と思い始めて、
今まで男の人にされた本当にひどいことも含めていつもひどいことされるから
なれてきて何がひどいとか分からない。
えっちして連絡なくなるのは3人目くらいだろうか。

ひどいのかもしれない。が、おりのように重なりたまってきて
やっぱりひどい、になり、
その感情があの人に対してだけじゃなく、
男の人全般に向けられた感情に成長してて、
男の人はやっぱりひどくて嫌な奴ばかりなんだ、って信念を強めるだけで。

私はまた忘れてしまうんだ、男の人にされたひどいこと。
また期待をしてしまうんだ。

呪縛

しなくても認められる、
しなくてもいてもいい、
セックスしなくても私には存在価値がある

そう書かなきゃ認められないのかっていうのもへんな話だけど
私セックスしないと男の人のそばにいられないんだな。
いつからそんな構図ができあがったか、たぶん18歳頃かな、私恋をしていた、
いちばん好きだった人とはいっしょのふとんで寝て、キスをして、あそこをさわられたかさわられなかったか、処女なのにオナニーしてるだろ、と笑われて、図星ではずかしかった。
結局いちばん好きだった人とはそれ以上のことはなく、屈辱的にふられて自分に罰を与えるようにして忘れようとしておかしか恋愛観を植え付けるようになってしまった。
18歳から3年経って私は風俗嬢になっていた。
危ない橋をどんどん渡って。それも自分に罰を与える荒療法の一貫だったのかもしれない。どんどん自分を殺そうと。正直、死んでくれてかまわなかった。
ふったあいつを、男を、父を、世界を、恨んでいた。

ベースが、自分はしあわせになれない、なるべきではない、なれるはずがない、だったから、思考が現実化するとはほんとうで、何をやってもしあわせにはならなかった。
私ひとりがしあわせになろうとするのを私の影10人がよってたかって阻止しているからなれるわけないね。
今はやっとそれに気付いたのと、繰り返していたうつが双極性障害Ⅱ型だったのも分かって、少しポジティブなものの見方ができるようになってきたけど、まだ自分にしあわせになっていい許可が出せない。
うまくいきそうだったり、居心地のいい思いをしたりすると、ゾワゾワしてくる。不安だよ。

でもあともう少し。たくさん失敗して失敗から学ばないあほだけどあともう少しで手に入れる。

雪の後の雨

降られたようだ。
雪に、彼に。

なんでですか。

また、もう一度、もしかしたら、と期待をする。
期待がなくっちゃ関わろうとも思わない。
結局やっぱり自分は愛されなかった、と確認する。
あーぁ、確認しちゃったな。
やっぱりだめだったか、と思う、その思考回路が自分を不幸にするんだと分かっても、そう思わずにはいられない。

はやさ

最初のセックスのあとことごとく音信不通になる現象に名前をつけよう。

あたしフラれたのかな。

つーか、もう20代じゃなく30でそんな現象に遭遇するとか、本気であたしのあそこ相当グロッキーなのかなと心配になるわ。その1。

そうじゃなかったとしたら、あたしまだ本気でセックスしてないんだけど！
さわりのセックスで「この子は飽きまへんわ」と思われたのなら心外ですは。
まじ本気でセックスしたらよかったじゃないか！

セックスは問題でないとしたら、何が音信不通の原因になったのか？その2。

心当たりがあるとすれば、セックスの速さである。あたしは速い！早い！素早い！ヤるのがはやい！それだ！それが飽きまへんのや。
まだ彼にあたしのことをもっと知りたいとか大切にしたいとかの気持ちが芽生えていないうちに、あたしは股をひらいてしまうのね、あー、むずー、むずかしい問題じゃー
恋人ごっこのつづき、あなたはしたくないのね。
30すぎてごっこな自分、嗚呼、悲し。

空白

放ったらかしにされているという感覚をもつこと自体まだ私頭おかしいんかな。

もう2ヶ月かなぁ。何にもない。

自分のことをしたり、仕事をしたりして、自分の生活をやっているけど、虚しい。
この虚しさや寂しさはやっぱりなくなってなかった。
仕事に集中してたら忘れてたのに最近余裕が出てきたから、また思い出した。

私はまた自分の穴を埋めたいがために相手を形のちがう穴に押し込みたいのか？

1月のサンタクロース

12月24日に現れたサンタさん、早く来てよ。
またおいでよ。

先に寝ていたサンタさん。
お尻をさわさわ。

サンタさぁーん、と呼んでみる。
サンタさんやあらへんと言われそう。
24歳のサンタクロース。
ほんまにサンタクロースやで。

財布を落としたサンタさん。
プリンを買ったサンタさん。
免許書き換えサンタさん。

私をさらって。おいでよ。
いっしょにダイエットしよう？

一人暮らしの女

妹の赤ちゃんが産まれた。
とてもかわいい。
はやく会いたい。
私もだっこできるかな。

私はまだ子どもをもてない。
未婚だし、彼氏はいないし、リチウムを飲んでいる。
リーマス(リチウム)を飲んでいるから妊娠はできない。

結婚して赤ちゃんがほしくなったとに、リチウムを飲むことをやめなければいけない。
また、子どもに双極性障害が遺伝することが心配。

妹は結婚し、好きな人と暮らし、赤ちゃんを授かって、ちゃくちゃくと人生を歩んでいる。

私は、一人暮らしで、結婚するような相手もいない、精神病がある、生活が精いっぱい。もう来月には32になる。

私も結婚して好きな人と暮らしてしあわせになりたい。
ひとりで年を取るのはむり。

4日目の朝

くたびれ果てて
3日くらい寝ていたいといったあなたに
4日目の朝
おみそ汁を作ってあげるよ。

あきらめた瞬間のクリスマス

思いがけずすてきなクリスマスイブ。
もうあきらめて薬飲んでおふとん入ったところで電話きた。

泊まるというかららくちんパンツ脱いでランジェリー身につけた。
よれよれのパジャマ。のび太のめがね。
もうとりつくろうひまがない。
サンダルウッドとレモンのコロン振る。

さしいれにありがとうって言いそびれた、
シャワーのときカフスながめた。

まだ慣れない肩とか胸とか
こんなまつ毛しているんだ とか。

いっしょにいるとたのしい。
落ちつく。

あなたもそうだったらいいのに。

もっと、うれしい、ありがとう、たのしい、を伝えたい。