自分の弱さを誰かにぶつけることもできない臆病者の君が

今日もひとり

蝕まれていく

自分の怒りを誰かにぶつけることもできない優しい君は

今日もひとり

傷付ける


包み込んであけたい


せめて


隠してあげる


さりげなく、そっと


君の誰かに気付いてもらえるように

一本の樹になった


色とりどりの果実


どれもこれも


実ることなく


腐ることなく


ぽとりぽとりと落ちていく