納得できているか? | K-POP(勝手に)うんちくブログ

K-POP(勝手に)うんちくブログ

韓国芸能、K-POP、新曲について勝手に語る。

 

 

現在、「男版FIFTY FIFTY」とも呼ばれている、元HYBE練習生で、「&AUDITION - The Howling -」にも出演した、ユ・ジュンウォンの突然の脱退騒動。個人的には、まだ契約前&デビュー前だったので、「FIFTY FIFTY」とは違う印象を持っています。

 

 

彼はサバイバル番組「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」から誕生したボーイズグループ「FANTASY BOYS」のメンバーでした。というか、1位通過なので、このグループの「顔」ともいえる存在。そんな彼が事務所と契約問題で揉めて、デビュー直前で脱退する、という異常事態となっています。

 

 

 

「少年ファンタジー」はMBC制作の、ガールズグループ「CLASS:y」が誕生した「放課後のときめき」のシーズン2にあたる男性版。プロデューサーにはMnet「プロデュース101」などを手掛けたサバイバル番組制作経験者、司会にチャンミン(東方神起)、計54人の中から、デビュー組12名が選ばれています。

 

 

 

番組が終わったのが6月、まさに来月21日、いよいよ正式デビュー!という、デビュー最終段階での今回の異例の脱退発表。

 

で、事務所のPocket Doll側としては、公正取引委員会の制定・勧告に沿った標準契約内容だった。にもかかわらず、ジュンウォン側が納得せず、しかもすでに成人しているのに「親」が契約問題に介入してきて、「話をややこしくした」と主張。

 

収益分配率で他メンバーは事務所と5:5だが、自分はより多い「1位の優遇(自身側に6)」を要求し、ジュンウォンだけ特別扱いするわけにもいかず、スケジュールにも無断で来なくなって、結果合意に至らなかった、との発表でした。

 

 

んで、これにまたジュンウォン側が反論しています。

 

事務所の提示内容への不満、特に固定費(スタッフ費用、移動車代など)をメンバー12人が負担、という項目を含め、色々と内容を問題視したようです。

 

Poket Dollと合意するために交わした、数回にわたる相談とメール、電話内容があります。契約上、不合理な契約条項に修正を要求しましたが修正されず、僕と数名は納得できるような契約条件を要求し続けましたが、会社はむしろ常識外れな条件を追加しながら、合意を強要し

 

同意しない場合は出て行っていい

 

という、通告をされました。

 

 

今回、ジュンウォンはまぁ、もうグループに戻ることはないでしょうから、事務所との言い分の食い違い(どっちの主張が正しいとか)は私には分からないので置いておいて、「数名いた」という修正を求めた他メンバーについて、彼らは疑問に思いつつも、最終的には合意した、ということですかね?

 

「デビュー」という目標や夢を目の前にしたら、やはり立場は弱いよな・・・と思ったのでした。

 

でも今回はまだ、サバイバル番組という、すでに世間に顔とデビューを知らせた状態でしたので、ファンの応援、デビュー後のある程度の成功が期待できるのもあり、事務所側が譲歩したようです(それでもジュンウォンは断って来たそうですが)、まだ良かった方かと。

 

本来のK-POPでのデビューはもっと過酷で、非公開練習生のまま、水面下で選抜&デビュー準備が進められ、契約内容への疑問点など、どこまで話が通るのか?要望を言っていいのか?と思います。

 

 

嫌なら辞めてもらっても?

 

(他に代わりはいるし)

 

 

やっとデビュー目前にまで来た練習生にとっては、怖い言葉ですよね。実際、デビュー人数は決まっており、選抜するために通常、それ以上の練習生を抱えているわけですから、ライバルだらけの中、選ばれる(事務所に気に入られる)だけでも大変なこと。

 

 

ただ、今回の件に関しては、個人的に「少年ファンタジー」のデビュー後、マネジメントが「Pocket Doll=元MBK」になることはオーディション時点から分かっていたことなので、元から評判があまりよろしくない?事務所ですし、ドヒョン(BAE173)の契約紛争もあったばかりなので、これまでの同社の過去のデビューグループの状況を見ても、事前に調べておく必要があったのかと・・・

過去記事参照 → ★ 当たればデカい世界

 

 

だからこそ、ジュンウォン側はしっかりと契約前に主張したのかもしれませんけどね。

 

そう思うと、すごくしっかりしてるな~と感心しました。契約後に「聞いてない!」と揉めたり、デビュー後に突然メンバーが減るよりは、まだデビュー前段階なので、グループは11人でまたここからデビュー再準備に入るでしょうし、ちゃんと事前に意見を主張し、それに納得できなかったから、「契約(デビュー)しなかった」という、ある意味、とてもシンプルな結果ということでしょうか。

 

 

いくら標準契約に沿った内容であったとしても、今後の人生に関わる重要な契約ですから、「(自分が)ちゃんと納得できているか?」という点で、言いたいことはちゃんと相手に伝える、モヤモヤしたまま無理に契約しない、すごく分かりやすいな、と思いました。

 

 

にほんブログ村 音楽ブログ K-POPへ

にほんブログ村