アイドル文化の浸透 | K-POP(勝手に)うんちくブログ

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韓国芸能、K-POP、新曲について勝手に語る。

 

【コメント】

けぽこさん、こんにちは。ブログ開設六周年おめでとうございます!いつも楽しく拝読し、何年か前にはコメントを拾っていただいたこともあります。これからも楽しみにしています。 今日ご意見をお伺いしたいのは、自国でもCDが大量に売れるようになったのにいわゆるイル活したり、わざわざ日本語ver.のCDを発売するのはなぜでしょう?韓国ではCDがあまり売れなくてその為にほとんどのKpopアイドルが日本デビューを目指していると思っていましたが、自国でも数十万枚売り上げるグループが頻出する今となっては余計な経費を使ってまで日本に無理に来なくても良いのでは?と思ってしまいました。それはCDだけでなくライブ活動も、です。日本は行き先にちゃんと入れてもらえるのかな?と発表されるまでヤキモキしてしまいます。

 

 

他にもたくさんブログ誕生日への、お祝いコメントを頂きました。ありがとうございます。

この場を借りてみなさまにも感謝を、いつも励みになっています♪

 

 

さて、本題。

 

>自国でもCDが大量に売れるようになったのにいわゆるイル活したり、わざわざ日本語ver.のCDを発売するのはなぜでしょう?

 

個人的には、韓国国内の音盤売り上げが「爆上がり」したようには感じてないかな~?ただ、アイドルの応援は「若者だけの趣味(大人になったらやめるべき)」という概念が薄まって来たのと、それに伴って資金力のある大人ファンが増えたことで、ファン1人が買う枚数は増えたようには感じています。

 

 

ただ、それは一部のアイドルファンの話であって、デジタル化、スマホの進化により、ますます世間一般では音源が人気になってますね=本当のファンしかCDを買わない時代進行中(^_^;)

 

 

変わったのは、(日本以外の)海外ファンが「ヲタ活」「アイドルファン活」を理解し始めたから、ではないでしょうか?ジャニーズファンだった私からすれば、珍しくないことですけど

 

 

プロの歌手=歌が本業=音源が聴ければいい(or CDは1枚あれば十分)

 

 

なイメージな人からすると、音盤(写真集付)をたくさん買う意味が理解できないと思います。

※今も米国では一部でこの売り方でK-POP歌手がビルボードに載っていることへの批判の声があります。でも日本ではJ-POP歌手が普通にやってることなので、文化的な考え方の違いも。

 

 

ここ数年でのK-POP業界の大きな変化は、海外からの購入でも韓国での集計(韓国版オリコン的な)に、時差なく集計されるようになったことでしょうか。私がファンになった頃は、海外ファンの購入分は「初動」に間に合わないことは普通でした。

 

 

昔は「共同購入」といって、韓国ファンがCDショップで海外ファンの分も一気にまとめ買いして(初動集計に間に合う)、個人的に梱包して、企画に参加してくれた海外ファンの元へCDを送付していました。ただ、これだとトラブルもあって(なんせ素人ですし、悪意でやってる人がいる場合も)今は公式にどこに住んでいるファンにも、CDをお届けできるようになりました。

 

 

なので、ミリオン歌手はたくさん出ていますし、CDが売れているのも事実ですが、韓国国内だけで、全てが売れているわけではありません(^_^;)

 

K-POPの一部アイドルのCDがバカ売れし始めたのには、J-POPでは当たり前だった、推しを応援する意味での複数枚購入が浸透したのも理由ではないでしょうか。

 

 

ランキング貢献のため複数枚買う(1枚あればいいじゃん、と思うのが普通)

ランダム写真を集める(コンプリートするまで買い続ける)

特典目的で買う(何パターンも出るので、バージョンで特典内容が違う

応募券目的(CDにヨントンなど、何らかのイベンド応募券が入っている)

 

 

と、「音楽を聴く」というだけのシンプルな行為なら、本来は今の便利な世の中、iTunesやSpotifyでいいわけです。これなら海外発送の空白期間も必要ないですし、どこの国にいても新曲をすぐ聴くことができます。

 

でも「そうじゃない」のがアイドル文化の特徴で、このような概念が無かった海外ファンにも、その意味が浸透したことによる変化かと思っています。

 

 

>今となっては余計な経費を使ってまで日本に無理に来なくても良いのでは?と思ってしまいました。

 

韓国は人口が少ないのに加え、言語を使う人口も世界14位(約7000万人、その中でさらにアイドルファン層は一部)ですから、韓国語だけで歌うより、多言語で歌った方が売れやすい、魅力をアピールしやすい、のだと思います。

 

 

日本語、英語、中国語に加え、某アイドルはスペイン語の曲も出してましたね。K-POPが「海外活動重視」というのは今後も変わらないでしょうが、日本が活動ターゲットから外される可能性については、距離的なメリット(日帰りできる)、公演会場の多さ、あと同じアジア人で活動しやすいのはあると思います。 

 

本来なら、中国ともっと仲良くしたいのでしょうが、海外大手企業ですらある日突然、追い出されちゃう国なので、ルールもコロコロ変わるし、中国攻略はなかなか難しい面があります。

 

 

日本のエンタメは「ガラパゴス」と言われますけど、逆に「国内だけ」の売り上げで、十分に活動できているアーティストさんが多いので、それだけCDが売れてる証拠ですよね。ワールドスターのBTSの売り上げだって、日本のファンがかなり貢献しての、今の成功だと思いますし。過去記事参照 → ★ 海外展開

 

 

>日本は行き先にちゃんと入れてもらえるのかな?と発表されるまでヤキモキしてしまいます。

 

もしアメリカがもっと地理的に近かったら、また状況も違ってたかもしれませんけどね(笑)

 

日本ファンができることは、「応援していること」を目に見える形でアピールし続けることだと思います。CD購入も国別で集計が出ますし、ファンクラブ加入にも国籍を入れますから、どこの国で人気があるのか?ちゃんと会社側では把握しています。

過去記事参照 → ★ ファンクラブについて

 

 

質問者さんが誰のファンなのか、コメントからは分からないのですが、そうやって求めてくれる、想ってくれる、人がいる限り、そのアーティストにとって日本活動は重要だと思いますよ(^^♪

 

 

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